生活相談員は話すことが多いです。
うちの施設はこんな施設ですよ、とか契約の説明を一般の人に分かりやすく説明しないといけません。
しゃべることを鍛えるためには、文章をきちんと書けないとうまくしゃべることはできないと思います。
演技のうまい人でも台本がしっかりできていないとうまくしゃべることができません。
文章力は家族への連絡や、ケアマネへの報告など紙で状況を知らせる時にも、実力を発揮します。
私も文章を書くのは苦手で、このブログも読み直して見ると、めちゃくちゃな文章だなと反省する毎日です。
文章があまりうまくない私が文章力を上げる方法を書くのは、おこがましいですが、とりあえず書いてみます。
目次
手紙が基本
今の時代はメールもあるし、LINEもあるしツイッターもあるので、手紙なんて古いと思うかもしれませんが、私は手紙が基本だと思っています。
これは私の体験ですが、その頃はインターネットもスマホもない時代で、あるとしたらポケベルでした。
そんな時代にある女性と付き合い始めました。
でも若い時の恋愛はうまくいかないもので、1年も経たずに振られてしまいます
それでも私はまだその女性が好きでしたので、手紙を書こうと思ったわけです。
手紙は2日に1通ぐらいのペースで書き続けました。
今の時代にそんなことをしたらストーカーで捕まってしまいますけど、当時はストーカーという言葉すらなかったので大丈夫でした。
このことを女性に話をすると、2通りに分かれます。
手紙を書く大変さを知っている人は「手紙を2日に1通出すなんて、すごく大変だったでしょう」
手紙をあまり書いたことがない人は「えー、それは迷惑、よく捕まらなかったですね」
「迷惑」と言う女性はモテる女性だと思います。
好きな人に振り向いてもらうために、そんなに努力しなくても相手をGetできる人だと思います。
私は残念ながら、あまりモテないので、努力しないと相手に振り向いてもらえません。
そこでまだ好きだった彼女に手紙を書き続けたわけです。
手紙が文章力を上げてくれました
手紙を2日に1回書くのを、3ヶ月続けました。
全然書けない日もあったり、ネタを探すのに、図書館行ったり、学園祭に行ったりしてました。
相手から全く返事は来なかったので、ひょっとしたら、読まずに捨てているかもしれないと思ったら、全く書けなくなることもありました。
それでも無理やりネタを見つけて書いていました。
そんなふうに文章を書いていると、だんだん文章力がついてくるものです。
こんなふうに出だしを書いて、次にこのネタを書いて、最後に自分の気持ちを書こうというふうに工夫するようになりました。
もちろん1通書くのに何度も書き直しをしていました。
ミスチルの歌に、手紙をくちゃくちゃに丸めて捨てる、という歌詞がありますが、その気持ちがよくわかります。
文章力を上げるためには、書いては消し、書いては消しを繰り返して、少しずつ修正していくことが大事だと思います。
まとめ
手紙をきれいに書けるということは、きれいにしゃべれるということになります。
是非とも手紙を復活させてほしいなと私は思います。
メールやLINEのように簡単なものではありません。
私は手紙を3ヶ月続けて、3ヶ月目で彼女がもう一度やり直して欲しいという手紙をもらうことができました。
一生懸命やれば、自分の思いは伝わるんだなとその時すごく嬉しかったことを覚えています。
今は手紙ではなく、ブログを毎日続けています。
ブログも毎日続けるのは本当に大変で、ろくに書けていない日もあります。
私よりももっと忙しくて、もっと時間のない人がしっかりブログを書いているのに、自分はサボってばかりで情けないです。
これからも、もっとたくさんの人の参考になるような文章を書いていこうと思います
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。