相談員の知識 OJTで人手不足

みなさんの施設ではOJTで新人教育をしていますか?

OJTというのはオン・ザ・ジョブ・トレーニングという教育の方法です。

オンザジョブなので、仕事をやりながら、トレーニング(練習)しましょうという意味です。

トランプのルールを言葉で説明するよりも、やりながら覚えようってときがありますよね?

まさしくそれと一緒で、仕事をやりながら、覚えていこうという意味です。

ところがこのOJTというのは、人手不足になります。

意外とこのことを上司が理解していないところが多いです

分かりやすく動画にしてみました

新人教育で人手不足の動画

新人が入ると戦闘力が下がる話し

新人教育はとても大変だということを

わかりやすく話します

新人の介護士が入ると、戦闘力がさがるんです!

管理者は人数を数えて十分人がいるじゃないか

と言いますが、違うんです

新人の戦闘力は10しかないんです。

しかも新人を育てるベテランの介護士は、普段通りなら戦闘力100

ありますが、新人に教えたり、チェックしたり、

1日の反省をやっていると、戦闘力が50に下がるんです

二人合わせて60しか戦闘力がないんです。

確かに管理者側からすると、人件費2人分払っているんだから

甘えたこと言うなと言いたくなるのは分かりますが、

実際には2人合わせて戦闘力60で、100いかないんです

人を増やしてくれとまではいいません。

でも普段よりも低い戦闘力で、戦っているということだけは

分かってもらいたいです。

管理者からすると、新人でもベテランでも人件費がかかっています。

ところが介護の現場は教えるのにものすごく時間と手間がかかります。

そこのギャップで、現場と管理者とでギスギスしてきます。

どちらの気持ちもわかるのですが、お互いの立場があるので、しっかり理解しあうことが必要だと思います

この動画に関するコメント

コメント

新しく入った新人さんはすでに半年たってますが、覚えるスピードがめちゃくちゃゆっくりなので、頑張って育てています。だから周りも、もっと協力して!!

とても優しいコメントをいただきました。

新人教育に力を入れている施設ほど、サービスの質がよくなるという傾向があります。

離職率も下がるので、一石二鳥です。

新人の覚えが悪いとイライラするし、イヤミを言いたくなりますが、そこをぐっとこらえている様子が分かります。

コメント

管理者だけの問題ですか!?現場では新人いじめをして直ぐに辞めさせてしまう現状もありますよね!?10あつ戦闘力を管理者だけではなく職員も大事に出来ればなおOKですよねwww

やたらめったら上の人に反抗する人がいます。

新人をせっかく雇っても、管理者が連れてきた人だからと言って、嫌がらせをして辞めさせるという現場を見たことがあります。

アンチがいる職場は、なぜアンチになるのかを考えてみるといいかもしれません。

原因は自分にあるという視点で、少しずつ変えていけば、職場も少しずつ変わっていくかもしれません。

もちろん、これがまったく通じない場合もありますので、場合によりますね

まとめ

今回の動画は、いろいろな言葉を省いて動画を作成しました。

動画を作成した後に、もっとこう話せばよかったなと思うところがたくさんありました。

それでも、コメントを見ると、「よくわかりました」とか、「ありがとうございます」という言葉が多く入っていたので、安心しました。

管理者と現場とは見方が違うので、なかなか同じ方向を向くのは難しいと思います。

お互いを理解しようという気持ちがとても大切だと思いますので、そこを強化していくのもいいかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。