こんばんは、ヒデです。
まだまだ暑いですが、9月に入ってほんの少し涼しくなったかな?と感じています。
プログラミングですが、課題をもらってそれなりに取り組んでいます。
エディターを作るプログラムなんですが、APIを使っていろいろ難しい設定をいっぱいする課題です。
40代には少し厳しいですねぇ。
でも前の課題も苦しみながら、何とかできたので、絶対にできるはずと思って取り組みます
それはさておき、本題に入ります。
目次
生活相談員は専門職
高齢者施設の求人を見ていて、生活相談員募集というのをよくみます。
全然生活相談員の経験がない人がいきなり、生活相談員ができるか?というと実際はできません。
なぜかというと、「生活相談員は専門職」だからです。
できれば、生活相談員を経験したことがある人の下で、1年くらい経験が必要です。
どんな仕事もそうですが、生活相談員も1年は勉強しなければいけません。
特に介護系の専門学校を出て、「社会福祉主事」の資格を取っても、いきなり生活相談員として、家族やケアマネと話しをするのはおそらく難しいと思います。
ケアマネさんからお客さんをもらって、
そのお客さんと契約をして、
利用者のアセスメントをして、
個別支援のプランを立てて、
介護士さんと受け入れの調整をして、
プランが実行できているかを確認して、
モニタリングをして、
また次のプランを立てる
この一連の流れを経験して、一人でできるようになってから、生活相談員ができるようになります。
専門学校では、どちらかというと介護保険制度とか、社会保険の仕組みとかを学んで、お客さんとどのように契約を取っていくかまでは教えてもらえないと思います。
当然ですが、利用者や家族に介護保険の説明をしないといけませんし、施設を利用するときに気を付けることも伝えないといけません。
その説明がきちんとできる必要があるので、「生活相談員は専門職」と言われます。
お客さんの知識も参考に!
介護保険が2000年にスタートして、20年経ちます(記事を書いているのは2020年です)
介護保険が始まった頃は、ケアマネとかサービス事業所とかという言葉が知られていなかったので、たくさんのことを説明しなければいけませんでした。
ところが、今はお客さんがいろいろ調べています。
ネットの情報を駆使して、生活相談員に相談してきます。
ちょっと前は自分が説明すれば、だいたいお客さんが納得してくれましたが、今はお客さんから教えてもらってこっちが納得するということがちょこちょこあります。
インターネットの力はすごいですね。
だからこそ、お客さんのニーズをしっかり受け止めなければいけません。
お客さんが調べた情報もうまく活用しながら、ニーズがどこにあるのかをとことんつきつめて、サービスを利用してもらうようにしなければなりません。
私の感じですが、最近は「ニーズ(必要なこと)」よりも「ウォンツ(これがしたい)」という思いが強いように思います。
ウォンツと言っても薬屋さんではありません。
「こうしてほしい」というお客さんのウォンツを探していきましょう
まとめ
インターネットの普及によって、特にYouTubeの普及によって、お客さんはすごく知識をつけています。
介護施設の裏事情もちょっと調べれば、ネットにいくらでもでています。
なので、少しの知識では生活相談員としては認めてもらえません。
より深く、より広く知識を深めていく必要があります。
専門学校を卒業して、生活相談員としてがんばろうという方は、「知りたい」という知的欲求が必須のような気がします。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員としてがんばっているかたの参考になればと思います。