施設の生活相談員の7つの仕事内容を公開

施設の生活相談員は普段何をしてるの?と思われる方も多いと思います。

ここでは生活相談員の仕事内容をご紹介するのと、生活相談員が働いている事業所の種類によって、仕事内容が違うことをご紹介したいと思います。

生活相談員ってみんな一緒じゃないの?

生活相談員と一言で言ってもいろいろあります。生活相談員には

生活相談員の種類
  • デイサービスの生活相談員
  • ショートステイの生活相談員
  • 特別養護老人ホームの生活相談員
  • グループホームの生活相談員

等があります。

それぞれ受け持っている仕事は違いますが、基本的には家族や利用者と施設の職員をつなぐパイプ役です。

利用者や家族、職員の話を聞いて、どのように利用者を支援していくかを考える立場にあります。

特別養護老人ホームの生活相談員は何をするの?

ここでは主に施設の相談員に焦点をあてて話をしたいと思います。

施設の生活相談員の仕事
  1. 入所の手続きをします。主に施設の説明をして、重要事項を説明して施設利用の契約をします
  2. ベッドの調整。利用者によって部屋を移動させたり、空きベッドをショートステイとして利用することをします。
  3. 役所への書類の作成。人員配置基準を満たしているかとか、加算を取得できるかといった情報を集め、役所に書類を提出します
  4. 週間予定や月間予定を作成します。介護士さんがその日どう動くかを簡単にまとめて、現場に流します。月間予定では、月の行事をいつ行うかの調整をします
  5. 月の大きな行事の準備と実施と片付けを取りまとめて、現場へ指示を出します。
  6. ケアプランの作成。現場がケアプランを立てる施設もありますが、相談員が立てることが多いです。
  7. 請求業務。これは施設によって違いますが、私が勤務していた施設は、請求業務をしていました。

以上が相談員の7つの仕事になります。施設によって異なりますが、だいたいこのようなことをされていると思います。

施設の相談員は兼務です

施設の相談員の仕事内容を見て分かるように、そんなに毎日毎日取り組むような業務はありません。

なので、基本的に兼務です。

「施設の介護士」と兼務とか「デイサービス相談員」と兼務とか・・・

相談員さんが大変って言われるのが、兼務があるからしんどいのです。

兼務した場合の相談員の1日のスケジュールはこちらを参考にしてください。

まとめ

これから相談員を目指す方は、この記事を読んで、施設相談員でこんなことやってるんだと参考にしていただければと思います。

相談員は人と関わることが本当に多いので、対人の交渉とか、コミュニケーション能力は高い方がいいと思います。

大変な仕事だと思いますが、とてもやりがいのある仕事だと思いますし、家族さんからとても感謝されます。

施設の介護士さんの仕事内容を見て、良い相談員を目指してください 。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。