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お薬手帳を携帯電話に登録するメリット
お薬手帳の情報を携帯電話に入れておいたら、いろいろと便利です。
メリットとしては以下の通りです。
- 手帳を持ち歩かなくてもよい
- 紙ではなく、デジタルデータで保存できる
- 携帯がなくなっても、IDとパスが分かれば、また閲覧できる
メリットはこれだけ?と思うかもしれませんが、結構重要なことです
お薬手帳は毎日持ってますか?
私は持っていないです。
毎日持っていた時期もありますが、お薬手帳は1ヶ月でボロボロになりました。
特に自転車通勤だと、雨や汗ですぐにボロボロになります。
とてもじゃないですが、きれいなまま持ち歩くことはできません。
でも携帯は毎日持ってます。
落としても大丈夫なように、強化ガラスや保護カバーも付けてます。
なので、お薬手帳が携帯電話に入っていると、とても便利です。
風水害や震災のときに役立ちます
お薬手帳を携帯にデータとして残すということは、持ち運びやすさだけではありません
緊急時にも効果を発揮します。
例えば震災にあったときに、すぐに避難しないといけない状況になったとき、お薬手帳よりも命を守らなければいけません。
そんな緊急事態に、お薬手帳は持ち出すことはほぼ不可能でしょう。
あとでデータを見ることさえできればいいのです。
震災のときにけがをしたときでも、お薬手帳があればすぐに現在の薬との相性を見て薬を出すことができます。
東日本大震災のときでも、避難所に薬を持ってこなかったお年寄りの方がたくさんいたそうです。
そこでお医者さんが診察に回っても、今まで何を飲んでいたのか分からないということがほとんどで、どんな処方をしていいか、先生も判断ができなかったそうです。
これが、データで保存されていれば、多くの人が早く薬を受け取ることができたと思います。
本人が管理しなくてもいい
お薬情報を携帯電話に登録するというのは、ある程度スマホが使えないといけません。
高齢者の方に「スマホを使って、お薬情報を登録して!」と頼むのは難しいと思います。
しかし、家族のスマホに登録することもできるので、家族が管理することもできます。
本人には紙のお薬手帳を渡しておいて、定期的に訪問して、写真を撮るだけで十分に効果を発揮してくれます。
父親のお薬手帳と母親のお薬手帳をスマホに登録しておくこともできます。
まとめ
緊急時は薬のことよりも、人の命を最優先に考えます。
薬は後回しにされるのですが、その薬も人の命に関わっていることを忘れないようにしましょう
高齢者施設でも、複数の人の薬の登録ができますので、必ず電子データとして保存しておくことをお勧めします。
もちろん薬1つ1つを手入力することは、手間暇がかかります。
データを入力するアプリではなく、写真を撮って保存するアプリを選択するようにしましょう。