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「LIFE」の話題が急激に増えています!
新年度の介護報酬改定では、国の新たなデータベース「LIFE」への情報提供などを要件とする加算が新設される。
「科学的介護推進体制加算」と名付けたこのインセンティブについて、厚生労働省は既に固まったアウトラインを伝える通知を19日に発出した。
この話題の量からしても、この「LIFE」の力の入れ具合がよくわかります。
加算にもなると言われたら、利用しない手はないですね。
いきなり入力!
利用者のADL、口腔・栄養、認知症などカテゴリごとの項目を具体的に示した。
実際に加算を算定するためには、こうした情報をサービス提供月の翌月10日までにLIFEへ送る必要があると呼びかけている。
4月から導入をしようと思ったら、3月10日までにLIFEに送らないといけないみたいです。
利用者の情報(ADLとか口腔・栄養、認知症)をいきなり打つのはさすがに抵抗がありますね。
ちょっと怖い感じもします。
しかし、厚労省の言うことは絶対ですので、頑張って入力しましょう。
きっと加算につながると思います。
気になる単位数は?
入される科学的介護推進体制加算は、ミニマムで利用者1人あたり40単位/月。
特養や老健、特定施設、グループホーム、通所介護、小規模多機能など多くのサービスが対象だ。
LIFEへの情報の蓄積に協力すること、そこからのフィードバックを活かすことなどが要件とされている。
在宅の施設がデータを打ち込むのは分かるのですが、特養で打ち込んだら一体何に使われるんでしょう?
少し疑問ですが、これも加算のためです!ここに書いてあるように40単位/月です!
もらわないよりはもらった方がいいです。
LIFEに打ち込む手間が増えるので、現場の方は嫌がるでしょうね。
いろいろなサービスに展開
大規模データベースの構築はエビデンスの確立などに役立てられていく。
現在はベテランのケアマネも、新人のケアマネも同じケアマネとして扱われています。
当然ベテランの方が知識も経験もありますから、より踏み込んだプランが立てられます。
新人のプランは当然しょぼいです。
もしこのデータベースが構築されて、エビデンスの確立ができれば、新人でもベテランと同じようなプランが立てられるようになるかもしれません。
そのためにもいろいろなケースがこのLIFEに蓄積されるようになればいいと思います。
今回の通知で明かされた情報提供のメニューは概ね、これまで審議会などで説明されてきた概要に沿ったもの。
利用者の身長や体重、既往歴、服薬、ADL、口腔・栄養、認知症など項目は多岐にわたる。
厚労省は以下の資料に2ページでまとめ、現場の関係者へ広く周知した。
情報提供の期日はサービス提供月の翌月10日まで。LIFEのサイトでデータを直接入力する方法のほか、請求ソフトからCSV連携で送信する方法もある。請求ソフト側の対応はベンダーによって異なってくる。
情報提供に対する事業所へのフィードバックは、その翌月中にLIFEのサイトからPDFで実施される予定。厚労省は「更なる詳細は追って提示する」としている。
まとめ
まだまだ気になることはたくさんあります
データを送ることばかり書いてあって、受け取ることは書いてありません。
請求ソフトのことも書いてありますが、メーカーによって違いがあるというのはどうなるかも分かりません。
単なる情報収集だけにならないようにしてもらいたいものです。