介護の新データベース「LIFE」、まず利用申請を 早期対応なら来月25日まで

 

新年度から介護保険の世界で育てられる国の新たなデータベース「LIFE」− 。厚生労働省はその本格稼働に向けた通知を先週末に発出した

LIFEの活用を考えている事業者に対し、実務的なスタートアップガイドを周知している。

令和3年度から新しく、ICTの技術を活用してサービスを行えば、加算がもらえるというような言葉がたくさん出ています。

その一つがこの「LIFE」になるみたいです。

「LIFE]を使うには?

まずは利用申請が必要と説明。

専用のWebサイトから基本情報などを送り、IDとパスワードの発行を受けることがファーストステップになるとした。

新年度からすぐLIFEを使いたい場合は、原則として3月25日までに利用申請を済ませて欲しいと呼びかけている。

まずはここに登録しないといけないようです。

インターネットでいろいろなサービスを受けられている方は、おなじみのIDとパスワードを取得するというやり方ですね

簡単ですし、そんなに時間がかかるわけではないので、登録を済ませておきましょう。

LIFEは覚えておくべき新語だ。

利用者の状態やサービスの内容などの情報を幅広く蓄積していくデータベースを指す。

今は「CHASE」と呼ばれているが、従来の試行段階を脱する新年度からより分かりやすい名前へ変えられる。

Long-term care Information system For Evidenceの頭文字が用いられた。

最近の福祉はこういう横文字が好きみたいですね。

〇〇システムっていう時は必ず、英語を使ってきます。

覚えにくくてしょうがないです。

今回の介護報酬改定で加算に関わってきます

厚労省は今回の介護報酬改定で、LIFEへの情報提供などを要件とする加算をサービス横断的に創設。

事業者がデータベースの構築にコミットするインセンティブを用意した。

いわゆる「科学的介護」の基盤の構築につなげていく狙いで、こうした流れを今後の主潮とみて注目している事業者は多い。

この科学的介護っていうのは言われ始めてからもう10年くらいたちますかね。

なかなか浸透していないのは、いろいろな理由があると思います。

数字とか分析とかは、正直言って介護の人には合わないんじゃないかと思っています。

なんとなく元気ないとか、なんとなく動きがおかしいという介護士さんの感覚の方が、数値よりも正確な情報だったりします。

それに数字や分析は出すのに時間がかかるので、すぐに対応策がいる介護の世界ではスピードが遅すぎるんじゃないかとも思っています。

厚労省は今回の通知で、利用申請を受けたらパスワードなどを明記した圧着はがきを簡易書留で送ると説明。そのうえで以下のようにアナウンスした。

「通常、毎月25日までに利用申請があった分のはがきを翌月上旬に発送する」「4月からLIFEの利用を開始する場合は、3月25日までに利用申請を行う必要がある」

今年度中に利用申請を出すなら、既存のCHASEのサイトを使って欲しいという。新年度からはドメインの異なるLIFEのサイト(https://life.mhlw.go.jp)へ切り替える。既にCHASEのID・パスワードを持っている事業所については、それを4月以降もそのまま使い続けることができるとした。

今すぐ登録するというのは、少し早いかなと思いますが、厚労省が言っているのなら、してもいいかなと思います。

あくまでも、判断はみなさんご自身の責任でお願いいたします。

まとめ

今まで厚生労働省はこの手の施策で失敗を繰り返しているので、今度こそ本当に動いてほしいなと思います。

報酬改定で、加算にも影響するようになっているので、みんな使うようになると思います。

ただ、怖いのが使うと言っても形だけ使っていて、加算に必要なところだけを使うとなるのがこわいです。

形骸化しないようにしっかりとりくんでいきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。