こんばんは、ヒデです。
今日もブログを書いていこうと思います。
私は職場まで自転車で行っています。
行きと帰りで30分ずつ、外の風を浴びながら、自転車をこいでいます。
車ではないので、季節を思いっきり感じます
最近は暑さがだんだんなくなっていて、ほんとに秋だなぁと感じています。
それはさておき、本題に入ります。
目次
介護保険が始まって20年
2000年に介護保険が始まって、20年が経ちます。
介護保険と一緒に、泣いたり、笑ったり、悔しい思いをしてきました。
2000年に始まったときは、「この制度はすぐに廃止になるよぉ!」とみんなが口にしていました。
私も当時は26歳だったので、何がなんだかわからずに、ただひたすらお客さんのところを回っていたことを思い出します。
この機会にちょっと振り返ってみましょう。
介護保険20年の振り返り
2005年10月 食費、居住費の保険給付外と補足給付の創設
この年は大変でしたね。
計算が介護保険料と食費と居住費に分かれたので、計算が複雑になりました。
それまでは、1割負担だけだたんですね。今では考えられないです
2006年4月予防給付の創設
これも最初に聞いたときは驚きでした。
介護を受けるために介護保険を使っていたのですが、さらに介護にならないよう予防するために介護保険を使うというのです。
なんだか矛盾しているように聞こえたのを覚えています。
今は予防は当たり前になっていますが、当初はかなり理解に苦しみました
2009年4月コム〇〇による不正請求
これも連日テレビで報道されて、実態のない事業所の不正請求が問題となりました。
ここで管理体制のチェックが強化されて、監査の資料も膨大に増えたことを覚えています。
事業取り消し処分というのも、この事件で覚えました。
2012年4月地域包括ケアの推進
このころは特養が不足していて、待機者が400人超えという施設がたくさんありました。
「特養が不足しているのなら、市町村を一つの特養としてみたらいいじゃないか!」とどこかの政治家が言ったことが印象的でした。
24時間の定期巡回サービスとか、随時対応サービスがここで始まりました。
2015年4月介護保険を市町村へ移行!2割負担の開始
要支援の人だけになりますが、ヘルパーと通所介護を市町村の負担ということにしました。
これは利用者にとっては特に関係のないことですが、今まで国がやってきたことを各市町村の状況に合わせて変えてもいいというふうに変わっていきました。
そして介護保険料の利用者負担が2割になりました(一部の人だけ)
利用者にとってはかなり驚いたでしょうね。いままで同じサービスを受けていたのに、急に金額が上がりましたからね。
2017年、2018年もいろいろ変更
自立支援に向けた介護保険事業の計画を策定したり、介護医療院を創設したりしています。
どれも大きな変更ではないです。
そしていよいよ3割負担というのがはじまりました。(一部の人だけ)
まとめ
この20年間私も勉強しながら、介護保険制度に振り回されてきました。
昔はよかったなぁとおやじのようなことを言ってしまいます。
私は介護保険と一緒に歩んできたので、なんでこんな制度になったのかを説明できますが、若い人たちは、この歴史を知らないから、お客さんに説明するのが難しいでしょうね
相談員をやっていくのであれば、今の制度を知っておくだけじゃなく、過去のことも調べることをおすすめします。
昔のことを知っていると、お客さんから質問をされたときに、「昔はこんなことがあって、それでこの制度ができたんですよ」と説明ができるようになります。
そうすると、この相談員は詳しく知っていると思われて、信用につながってきます。
是非勉強をしてみてください。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員としてがんばっているかたの参考になればと思います。