生活相談員の知識!経験あるからと指導に手を抜いてませんか?

今日もブログを書いていこうと思います。

昨日は雨がすごくふりました。

おかげで朝干していた毛布が濡れてしまいました。

私の家は布団乾燥機という必殺技があるので、それを使ってかわかすことができました。

それはさておき、本題に入ります。

職場の離職率は何%?

介護業界は人手不足と言われて、5年くらいたちますかね?

いやもっと前から人手不足だよと言われるところもあるでしょう。

そこで問題になるのが、離職率です。

せっかくいろんな手をつくして、自分の職場にきてもらったのに、きてもらった人から、やめていくことが多くあります。

職場の離職率を計算されているでしょうか?

ちなみに離職率の計算は、

基準日(4月1日)にいた職員を数えます。

そして基準日よりもあとに入職した人がやめていく場合は、離職人数カウントしません。

基準日よりも前に入った人が辞めた場合は、離職人数にカウントします。

つまりこんな式になります。

((今年辞めた人)ー(4月2日以降に入って辞めた人))➗(4月1日職員全員の人数)=(離職率)

となります。

なぜ今年入った人が辞める場合は、カウントしないかというと、この式に入職人数が入っていないからです。

入る人がカウントされていないのに、退職した人だけカウントすると、離職率はどんどん上がってしまいます。

そういった理由で4月2日以降に入った人が辞める場合は、カウントしないことになっています。

今の職場の離職率は何%でしょうか?

ちなみにうちの施設は10%を切ることはないです。

勤続3年未満の離職率が6割強

これはうちの法人でも同じことが言えます。

全国的に見ても、3年未満に辞める人は6割強いるそうです。

職場を転々としている人がいるのです。

単純にその人(職場を転々とする人)に問題があると言えるのかもしれません。

しかし、見方を変えれば、介護の仕事は3年未満の人には厳しい環境だとも言えます。

3年未満というとまだ教えてもらっていることの方が多いと思います。

入浴・食事・排泄などの3大介護を教えていきます。

さらにそこに、人間関係や上司の魅力、施設の方針等も教えていきます。

この教え方に問題があるのかもしれません。

経験があるからわかるでしょ?

私も転職を繰り返している人間なので、下で働く人の気持ちが分かります。

ある程度上に上がっても、転職してしまって、また下っ端になるのを繰り返してます。

私の場合は生活相談員の経験が長いということもあって、今の職場でよく言われるのが「経験あるからわかるでしょ?」という言葉です。

経験あると言っても、前の施設でやってないことは、ほとんど分かりません。

ほぼ初心者です。

そこでいろいろ聞くと「前のところではこんなこともやってなかったの?」と言われます。

きっと、「こいつ経験あるっていうから、採用したのに、全然使えないじゃん」って思ってるんだろうな。

そんなふうに言われると、「早くやめよう」なんて思ったりします。

介護士でも同じようなことがあるのではないでしょうか?

まとめ

経験がある人に対して教えるのは、ちょっとコツがいると思ってます。

どのくらい知識や技術があるかを見極めながら、教えないといけないので、一つ一つ確認が必要です。

そして分からないところは、初心者と同じようにていねいに教えていかなければなりません。

「経験あるから分かるでしょ!」と雑な教え方をしていると、すぐにその人はいなくなります。

経験があったとしても、ていねいにそして優しく教えるように心がけましょう。

これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員としてがんばっている方の参考になればと思います

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。