生活相談員の知識!「フレイル」について

今日もブログを書いていこうと思います。

新型コロナウィルスもだんだん落ち着いてきて、みなさん経済の方に目が向いているように思います

仕事の方もコロナウィルスのおかげで、少し楽になっています。

会議の量とかは変わってないのですが、移動にかかる時間が大幅に減っているのだと思います。

今回のコロナウィルスで、みんな会社に出るということを考え始めるのではないでしょうか?

家でも仕事ができるのに、高い家賃を払って、満員電車に揺られてヘトヘトになってから仕事をするということがどんだけ意味がないか分かってくると思います。

もう距離というのはなくなってきていると思います。

Zoomの飲み会をすることによって、これまでは海外の人が飲み会に来ることはなかったのですが、Zoom飲み会では、オーストラリアの人も参加できるということで少し話題になっていました。

インターネットが距離という概念をなくしてくれています

それはさておき、本題に入ります

フレイルとは?

みなさんは「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?

こういう新しい言葉を聞くといつも思うのですが、「なんで横文字カタカナなんだろう?」と思います。

もっと親しみやすい、分かりやすい言葉にしてもらいたいです。

フレイルとは欧米の老年医学の分野で広く使われているフレイルティを基にした日本式の造語で、虚弱、脆弱(ぜいじゃく※「きじゃく」ではありません)を意味します。

日本では2014年に日本老年医学会が日常の健康状態を見て健常と要介護の中間にあると見られる高齢者をフレイルと位置付けました。

日本人は外国の言葉を日本語に取り入れる習慣があります。

どうもふれいるもその一つのようです

ではフレイルの症状はなに?

  • 歩くのがおそくなってきたみたい
  • 疲れが残るような感じになってきた
  • 食欲が減ってやせてきたようだ
  • 握力が弱くなったような気がする
  • 好きだった映画を見に行く気力がなくなった

などなどです。

要介護まではいかないけど、年齢を重ねて、だんだん衰えていく状態をフレイルという言うようです。

私も歳をとってきたので、「フレイル」じゃないかと思います。

しかし、このフレイルというのは、75歳以上に使うそうです。

ウーム、私は使ってはいけないのか。

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フレイルの予防

当然ですが、高齢者のかたは「フレイル」を予防しましょう!ということになります。

そこでフレイルを予防する方法を以下に書きます

  • 運動をしましょう
  • しっかり食べましょう
  • 外出しましょう

この3つですね。

なんだ!今まで包括支援センターがやってきたことと一緒じゃん!

対策は今まで通りの介護予防と一緒です。

わざわざフレイルって言葉を使う必要があるのかな?と思いますが、国がやっていることなので、文句は全然言いません!

まとめ

フレイルを防ぐということは健康寿命を延ばすということにつながります。

男性の健康寿命は72歳、女性は87歳というのが2016年に出ています。

健康寿命を延ばすことと、フレイル対策をセットで考えるのがいいのでしょう。

みなさんもフレイルという言葉をいろんなところで聞くと思いますが、健康寿命を延ばすための言葉だと思って、理解するようにしましょう。

これから生活相談員を目指すかたや、今現在生活相談員としてがんばっているかたの参考になればと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。