目次
今日も暑かったです。
これだけ晴れて日がさしこむとやたらと暑いですね
今年の最高気温はどのくらいまで上がるのでしょうか?
一応コロナウィルスは紫外線に弱いという噂があるので、太陽の光でコロナウィルスを撃退してくれたらいいなと思っています。
それはさておき、本題に入ります
eお薬さん
「eお薬さん」という機械をご存知でしょうか?
この機械はエーザイさんが開発した機械です。
高齢者の方でありがちな、お薬を飲み忘れるというのを予防するためのものです
飲み忘れだけじゃなく、飲みすぎることも防いでくれます。
おーこれは便利!と私は思いましたが、なんとこのeお薬さんは開発が終了して、販売も中止になるそうです。
つまり、今市場に出回っている機械で全てだそうです。
実はこの薬支援マシンはオワコンのようです。
これについてデモンストレーションを見た感想と併せてレビューしたいと思います。
いろんな機能がついてます
このeお薬さんいろいろと配慮がしてあって、すごかったです
画像でみるとこんな感じです。
このeお薬さんに付いている機能は以下の通りです
- 1日に4回までタイマー設定可能
- スヌーズ機能で繰り返しお知らせ(40分間定期的に鳴ります)
- 40分で引き戻し(過量服薬防止)
- お薬ケースの「取出し情報等」をメールで通知
主な機能は上記の4つです。
その他にも、デイサービスに出かけるときに、強制的に薬を出すこともできます。
出てくる薬以外を取ろうとしても取れないように鍵がかかっています。
薬を飲まずに放っておくと、結構大きな音で、薬を飲むようにアナウンスが流れ続けます。
以上のような機能を持っています。
どんな人がこのeお薬さんに合うの?
初めに言うと、「なかなかこの機械に合う高齢者はいない!」というのが現状のようです
まず、eお薬さんは家に設置するタイプなので、頻繁に外出する人には難しいように感じました。
さらに、音で飲み忘れを知らせるため、耳がとおい方は対象外になります。(光ってくれればいいのですが、もう開発は終了しているので光は無理だそうです)
家が広くて、台所やら、自分の部屋など、いろいろな部屋を移動する人も難しいでしょう。
さらにお薬が箱に入ったまま出てきます。
その箱をきちんと開けられる人じゃないと難しいですね。(私はすぐに開けられましたが、高齢者の方はどうかな?と思います)
認知症が軽い方で、薬が一人で飲める人じゃないと難しいです。
機械は薬が出るだけなので、飲ませてくれるわけではありません。
機械のメンテナンスをする人が頻繁に来てくれる環境でないと、すぐに薬がなくなってしまいます。
などなど、いろいろな条件が付いてきます
まとめ
結局どんな人が合うかをまとめてみますと以下の通りです
- 薬が一人で飲めること!
- eお薬さんのメンテナンスができる人が近くにいること
- eお薬さんの箱が開けられる人
- 耳がしっかり聞こえる人
- 家の中でほとんど台所で過ごす人
- 薬の回数が4回以内の人
こういった条件をすべてクリアすると、このeお薬さんが使えると思います。
おそらく私の感覚では20人に1人か2人ですかね?
もっと少ないかもしれません。
こういった背景があるため、販売が終了してしまったのでしょう。
高齢者のICT化、ロボット化はまだまだ課題が山積みですね。
もっとみんなで知恵を出し合って、いいものができるといいなと思います。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います