このブログでさんざん人がいないということを書いています。
介護士にしても、看護師にしても、募集をかけても人が来ないのです。
それだったら、人が辞めていくのをなんとか食い止めなければいけません。
「焼肉おごるからやめないで!」
と言ったところで、「こんなんだから辞めたいんよ」と言われるのが落ちです。
ではなぜ人は辞めていくのでしょう?
そこがしっかり分かれば、その原因を取り除くことができれば、辞める人が少しでも減るかもしれません。
目次
1、給与
私が前の施設を辞めた理由がこれです。
さすがに給与が少ないと生きていけません。
給与が低いというのは私の中では、辞める理由No.1です。
給与が安くても、ここは働き安いからいいですよ
と言われることもありますが、私は男なので、それは無理です。
生きていかなければ、働くも何もあったもんじゃありません。
転職するときもまず給与から見ます。
その後に休みを見て、「今の方がいいな」と確認しています。
2、人間関係
これも介護業界ではよく話題に出る言葉です。
威圧的な人が同じ職場にいたり、やたらと冷たくされたり、暴言を言われたりすると本当にいやになります。
こちらは特に意識していなくても、影でコソコソ話しているのが分かったりするとイラっとします。
さらに、こちらが言うことは全部否定されたりすると、これもイラっとします。
年下の「先輩」から「けっこういいかげんなんすねー」と言われるとイライラはMAXに到達します。
こんなところ辞めてやる!と神に誓ってしまいます。
私がモラハラを受けているときは「私はロボット、何を言われても、何も思いませんし、何も感じません」と1人でロボットごっこをします。
3、仕事内容
生活相談員は営業の経験がありません。
それなのに、ケアマネの事業所を回って、お客さんをとってこいと言われます。
私は営業をするために介護の世界に来たのではなく、介護をして高齢者に少しでも力になれたらと思ってこの業界に来たのに、「営業をしてこい」「営業が足りない」と言われると辞めたくなります。
仕事内容と書きましたが、「営業」が嫌で辞めたいなと思ってしまいます。
営業が好きな人はあまり苦痛には思わないのでしょうが、私はあまり営業が得意ではなかったので、苦痛でした
4、職場の雰囲気
これも辞めたい理由でも上位にくる理由です
長いお経のような言葉を全員で唱和するとか、上司が偉そうにしていて、いつも部下をバカにするなど、職場の雰囲気がいやになることがあります。
以前の職場は持ち回りで、お経を読まされていました。
あと宿直があるのもいやでした。
宿直がいやと言うより、宿直明けの日が休みとしてカウントされてしまうことがとても嫌でした。
あと会議がやたらと多いというのも、面倒でいやになってきます。
ワンマン施設で、上の人に振り回されるのもいやになります。
職場の雰囲気に関しては、1人ではどうにもできないし、上司に言ったところで、何も変わりません。
「ここにいて大丈夫かな?」という気持ちが増幅してきます。
5、大して評価されない
私は以前の職場で、あまり評価されませんでした。
「そのままじゃ、上には上がれないよ」と言われたこともあります。
上司としては私に変わって欲しいから言った言葉だと思いますが、私からしたら「辞めた方がいいんじゃない?」というふうに聞こえました。
他の部署が大変だからと思って手伝っても、上司からは見て見ぬふりをされて、その部署は大いに評価されて、私は何もありませんでした。
こんな扱いをされ続けるのなら、「もうここにいても、無理かな」って気持ちになります。
下の人からいくら頼りにされても、上司からいらないと言われると、会社なんてどうでもよくなるというのが本音です。
ほんの少し、「よくやってくれたね」と一言かけてもらえれば、少しは違ったのになぁと今でも思います。
6、ニート志望
そもそもあんまり働きたくない!
毎日昼寝をして過ごしたい!
誰にも何にも言われずに、自分の自由に過ごして生きていきたい。
こんなニート志望の人は、仕事を辞めたいとずっと思っています。
私もできれば、仕事をせずに、ゆっくり家でのんびり、過ごしたいと思っています。
まとめ
今日はかなり長くなってしまいました。
辞めたいと思う理由は人それぞれですが、上記の内容にほとんどが当てはまるのではないでしょうか。
上記の理由を一つでも取り除くことができれば、離職率はどんどん下がっていきます。
でも、これってどうしようもないじゃん!っていうのばかりが上がっているような気もします。
離職率を下げて人手不足を少しでも解消していきましょう。
これから生活相談員を目指す人や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。