生活相談員に向いている人!向いてる人の特徴5選!

介護士として3年働いているんだけど、生活相談員になりたくて、転職を考えているにゃ。僕にもできるかにゃ?
介護の経験があるから、十分なれるよ!ただし、相談員になるためには資格が必要だよ。
え?資格がいるのかにゃ?なんていう資格かにゃ?
生活相談員の資格については各都道府県で違いますが、「社会福祉主事」の資格があればとりあえずどごでも生活相談員の仕事ができますよ!
じゃぁ、資格があれば僕でも大丈夫だにゃ!生活相談員に向き不向きはあるのかにゃ?
どんな仕事でも同じですが、当然向き不向きはありますよ

生活相談員に向いてる人5選

  1. コミュニケーション能力が高い人
  2. 書類を遅れることなく提出できる人
  3. 営業力(ビジネスマナー)がある人
  4. 人のせいにしない人
  5. 精神的に図太い人

ひとつずつ説明をしていきます。

コミュにケーション能力が高い人

生活相談員はこれが一番だと思います。

利用者との会話も大事ですし、利用者の家族ともコミュにケーションをとらないといけません。

相手の質問に対してうまく答えなければいけません。

さらに、電話で利用者の様子を、ケアマネや家族に適切に伝えないといけません。

電話でのコミュにケーションも適切に行う必要があります。

特に高齢者施設で重要視されるのが「受容と共感」です。

相手の話を聞くだけでなく、それを受け入れるということがとても大切です。

絶対に「それはやってはダメ」とか「それはおかしいでしょ」と言い返してはいけません。

たとえ虐待の話を聞いたとしても「私も同じような状況になったら、虐待してしまうかもしれません。」と自分も同じだということを伝えることも必要でしょう。

また、介護士さん達に「この利用者にはこんな風にケアをしてほしい」ということを伝えるにしても、「こうしてください!」と上から言うと、介護士さんは動いてくれません。

相手に敬意を払いながら、こちらの要件を伝えるというコミュにケーションをとらなければいけません。

書類を遅れることなく提出できる人

生活相談員の仕事の中に「役所への提出資料作成」というのがあります。

利用者の人数や、提供サービスの変更、説明文書の作成など、生活相談員は作る書類がたくさんあります。

これらの書類は当然ですが、期限があります。

限られた勤務時間の中で、必要な書類を確実に揃えてくためには、それなりに自分をコントロールしないといけません。

営業力がある人

コミュにケーションが大事なのは分かるけど、営業力ってなにかにゃ?
周りのケアマネさんのところに行って、お客さんがいたらお願いしますって、営業するんだよ。
営業は特にしなくても、高齢社会だから自然とあつまるんじゃないのかにゃ?
確かに高齢者の方はたくさんおられますけど、デイサービスはそれ以上にあるし、ショートステイだってたくさん施設があるから、お客さんがなかなか集まらないんですよ。営業しないと開店休業になるんですよ。
ほとんどの施設は生活相談員が営業をしています。2010年くらいは高齢者施設が少なかったから、営業をしなくてもよかったのですが、この10年間でたくさん高齢者施設ができたため、高齢者の取り合いになってます。どこの施設も、「ぜひうちにきてください」と、お客さんの獲得に力を注いでいます。

人のせいにしない人

これはどんな仕事でも一緒ですが、「人のせいにする人」は、本当に困ります。

たとえ、全く自分が悪くなくても、謝る相談員になってもらいたいです。

これは上司が悪いとか、これはお客さんが悪いとか、これは介護士が悪いと言いたくなる気持ちはよく分かりますが、人のせいにする相談員は、最悪の相談員です。

相談員の面接のときも、いろいろ細かいことを聞いて、「人のせいにするかどうか」を見ています。

どんなミスもトラブルも自分が悪かった、と考えるようにしましょう。

精神的に強い人

生活相談員はいろいろな人から、要望や苦情を受けます。

介護士から、「ベッドの調整をちゃんとやってください」とか「無理なスケジュールを立てないでください」とか

利用者からは「早く帰らせてくれ」とか、「あそこの介護士が気に入らない」とか

利用者の家族からは、「違う服が入っていた」とか、「薬を飲ませていないようだが、どうなっているのか?」とか

上司からは、「月の収入はまだ出てないのか」とか「サービス変更の届けを早くやって提出しろ」とか

いろいろな要望が多いです。

中にはどうしても対応できないこともあります。

それをいちいち気にしていては、ノイローゼになってしまいます。

できないときははっきり「すみません。できません。」と言えるぐらいの図太い神経が必要です。

また、いやなことを言われても、次の日には忘れて、仕事に取りかかれる神経も必要です。

まとめ

いろいろ書きましたが、本当に必要なのはコミュにケーション能力です。

上手な話し方や、相手の気持ちをくみ取るということは必ずいる能力です。

むしろ、コミュにケーション能力さえあれば、他の能力はどうにでもなります。

コミュニケーション能力に自信がある方はぜひ相談員に挑戦してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。