生活相談員の視点!ヒヤリハット反対派!

今日もブログを書いていこうと思います。

今日は休みなので、いろいろ溜まっている家での仕事を片付けてきました。

車のタイヤを普通タイヤにしたり、トイレットペーパーを買ってきたり、通販でシャンプー買ったり、ゴミ袋買ったりしました。

それはさておき、本題に入ります

ヒヤリとした、ハットした

だからヒヤリハットと言うのだそうです。

どこの施設もこのヒヤリハットを書くように言われています。

最初に聞いた時から、もう8年くらい経つでしょうか。

私はヒヤリハットは反対です。他の施設の方や、責任者から怒られそうですが、私の個人的な意見ですので、参考にならないかもしれません。

ヒヤッとした、ハットしたらすぐに記入

介護をしていてヒヤッとしたことはたくさんあります。

それをみんなで共有して、未然に事故を防ぎましょうという主旨は分かります。

でもすぐに書かないと忘れてしまいます。

介護士の経験がある方は分かると思いますが、紙とボールペンは基本的に持たずに仕事をしています。

すぐに書けと言うのは、結構難しいし、風呂介助に入っていたら、ほぼ無理です。

ヒヤッとした、ハットはめちゃくちゃ溜まります

ヒヤッとして、他の介護士さんが見ていたら、「ヒヤリハット書いてね」と言われます。「はーい」と言って書きます。

そのうちあれも書いてね、これも書いてねと言っているうちに、すぐに100枚くらい溜まります。

「もっとヒヤリハットを書きやすくしよう!」って様式を変えたりすると、もっと溜まります。

溜まったヒヤリハットをどうするの?

月に80枚から120枚くらい溜まりますが、それを集計しなければいけません。

ヒヤリとした場所、時間、状況を印をつけたり、回数を数えたりします。

この作業が半端なくめんどくさいです。

だいたいこの辺で事故が起こりそうだということは分かりますが、毎月同じような結果が出ます。

介護の転職をお考えの方はこちら

ヒヤリハットやってても事故は起きます

ヒヤリハットをやって事故の統計は取れましたが、それ以外で事故は起こります。

ヒヤリハットはあくまで統計的なもので、ショートステイのような毎日利用者が入れ替わるような環境では、どこで何が起こるか分からないので、統計的な手法では事故は防げないと思っています。

特別養護老人ホームではある程度有効かもしれませんが、少し疑問は残ります。

ヒヤリハットはなくしましょう

ヒヤリハットをなくすと言うと極端な意見と思われるかもしれませんが、以外と活用できないというのが私の感想です。

もちろん、ヒヤリハット信者もいますし、そんなにヒヤリハットの件数を書いていないと言うところもあると思うので、全てそうだとは言えません。

もっといい活用方法があれば、もう少し研究をしてもいいですが、今のところ見い出せていません。

それでもヒヤリハットは続きます。(とほほです)

 

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。