生活相談員の知識!日本人特有の同調圧力!

こんにちは、ヒデです。

今日もブログを書いていこうと思います

実は私は3連休のまっただ中にいます。

電気屋さんが好きなので、2日連続同じ電気屋さんに来ています。

そこのVIPルームみたいなのがあって、そこでコーヒーを飲みながら、ブログを書いています

いやぁ電気屋さんは楽しいですね。

今日はSSDというのを買ってみました。

お金ないのに、こういうことには迷わず使ってしまいます。

それはさておき、本題に入ります。

同調圧力とは

この同調圧力という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

日本人は民族的にこの同調圧力が強いと言われています。

例えば、会議で「みんなと違った意見が言えない」とか、「残業でみんなが残っていたら帰りづらい」などなどです。

少なからずみなさんも同じ思いをされたことがあるのではないでしょうか?

介護という仕事はチームで仕事をしていきますので、この同調圧力がすごいです!

介護には正解がなく、いろいろな意見がぶつかり合います。

お酒が好きな人が入所された場合でも、絵に描いたように2つに分かれます。

「お酒が好きなら、毎日少しだけでものんでもらおう」という意見と

「他の利用者と差別するわけにはいかないから、お酒は我慢してもらおう」という意見です

その他にもいろいろ出ますが、「お酒を飲んでもいい」のと「お酒を飲んではいけない」に分かれます。

ここで介護士さんはミーティングを開いて、話し合います。

その時に出てくるのがこの「同調圧力」です。

同調圧力でケアの質が下がる!

先ほどの例でも挙げさせてもらいましたが、「お酒を飲む」「お酒を飲まない」で意見が分かれた場合!

大体声の大きい人が、正義を振りかざして「この人だけわがままは許されない、お酒は禁止にしよう!」

と言います。

そうすると、みんなおおきくうなずいて、「そうだ!そうだ!」となります。

「その人に合わせたケア」や、「質の高い人生を送ってもらう」という言葉が使われ始めてずいぶんたちますが、現場で直面する問題はそことはつながらないことも多いです。

ここで勇気を持って「お酒が好きなんだから、残りの人生を豊かに過ごしてもらうためにも、お酒を提供しよう!」と誰かが言ったとしても、なかなか受け入れてくれません。

みんなと同じにするためには、利用者にも我慢してもらわなければならないのです。

私の考えとしては、これはケアの質の低下だと思います。

ちょっと言い過ぎかもしれませんが、高齢者を全員一つのルールや枠にはめ込むのは、時代の流れからしてもケアの質の向上に反していると思います。

その人にとって、なにが幸せなのか、なにが質の高い人生なのかを真面目に議論する必要があると思います。

まとめ

介護士さんはチームワークが非常に大切です。

ケアの内容で、「自分だけ違う意見を言ったら、あとあとの仕事に影響する」と考えるとなかなか自分の意見が言えないものです。

ところが、介護士同士の同調圧力のおかげで、ケアの質が下がってしむのも事実です。

ここはゆずれないと言って、周りのみんなを引っ張っていく介護士さんもいますが、非常にまれです。

しかし、同調圧力に負けて、「嫌われるのが怖いから」と言って質の低いケアを続けるというのはもっとつらいと思います。

意見を言うのはきついと思いますが、「この世に嫌われない人はいない!」

この言葉を心に刻んで、同調圧力に負けずに意見を言えたらいいと思います。

また、いろいろな意見が出ても、否定せずにいったんその意見を認めてあげるというのも、この同調圧力を和らげる効果があります。

同調圧力に負けて、ケアの質が下がらないように気をつけたいですね

これから生活相談員を目指すかたや、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。