話しを聞いてくれない管理者や、相談員が、多いように思います。
一生懸命話しているのに、話しを聞き終わらないうちに、言葉をさえぎってきたり、反論をして来たりします。
でも、管理者は「話しを聞いている」と思っています。
そんな方のために、動画を作成してみました。
目次
話しを聞く(動画)
介護士さんが不満そうに仕事をしている
会話が義務的で、楽しくしていない
そういえば介護士さんから話しかけられることがあまりない
そう思っている管理者の方は結構多いです
みんなの話しをちゃんと聞いているのに
なんで不満そうにしてるんだろう?
そんな疑問を持っている、あなたにひとつ質問です!
「言い返してませんか?」
言い返したら、聞いてないのと一緒です。
適切なアドバイスはいらないんです。
話しをしている人は、聞いて欲しい、自分の存在を認めて欲しい
と思って話しをしているのです。
そこでアドバイスしてしまうと、相手は
「受け入れてくれてないな」と思うのです。
まずはしっかり受け止めないといけないのです
さらに「共感」していきます
自分の言いたいことをぐっと押し殺して、聴くことに
集中してください。「こうした方がいいのにな」と思っても
それを口に出さず、相手と同じ気持ちになってください。
これが相手の話を聴くということです。
まずは「言い返してないか」もう一度チェックしてみてください。
自分が尊敬している人や、認めている人の話しは聞けるのですが、相手がダメな人と思うと急に聞けなくなります。
聞く力というのは、鍛えることができないんだと思います。
話すことは、トレーニングすればある程度うまくなります。
弁論大会で優勝する人はめちゃくちゃ練習しています。
しかし、聞くことは訓練できません。
つまり聞くというのは、心の大きさそのものだと思います。
このことを上の人に話をすると、大体の人は「自分は話しをちゃんときいてますよ」と答えられます。
ところが、「ちゃんと話しを聞いてますよ」という人の部下は、そんなに元気がありません。
おそらく、上の動画で言ったように、話しをすると、すぐに言い返しているんだと思います。
すぐに言い返すと、言葉自体がすごく軽くなるし、言い換えされた方は「聞いてくれない」と認識してしまいます。
え?ちゃんと聞いて、アドバイスしたのになんで?って思うかもしれませんが、話しをしている人はアドバイスを求めていません。
ただ聞いて欲しいし、分かってもらいたいと思っています。
何も言い返さず、アドバイスもせずに、うなずいたり、共感しながら聞くということがとても大事だと思います。
動画に関するコメント
これは非常によい意見だと思います。
普段からの人間関係が築けていれば、アドバイスが言い返しにならないということです。
そういった意味で、人間関係を良好に保つということが本当に大事ですよね。
私が以前受けた研修で、コーチングというのがありました。
そのコーチングの技術の一つとして、アドバイスするときに「アドバイスさせてもらってもいいですか?」と、質問する方がいいそうです。
ほとんどの方は、「いいですよ」と言われるそうです。
そして「自分がいいですよって言ったんだから、アドバイスを聞こう」という気持ちで頭のスイッチが切り替わるそうです。
アドバイスをするのもコツがあるんですね。
聞くことが大事なのはわかりますが、介護士さんも不満や文句ばかりのひとだとしたら注意は必要では!?管理者はデスクワークで高給とりのくせにとコメントしてる方みたいに、立場が違うのに理不尽な不満の人だと、そのやり方は無意味ですね。
このコメントもよく分かります。
おそらく、このコメントを書かれた方は、ある人を思ってコメントされたのだと思います。
このコメントに書かれているような介護士さんは、ほんとに少数だと思います。
全員そんなふうに思っているのであれば、本当に管理者の行動を見直した方がいいのですが、少数であれば、少し違ってきます。
そんな少数の人は残念ながら、いくら説明しても理解してもらえないことが多分にあります。
そこに時間をさくよりも、そんな考え方があるんだと受け入れる程度でいいと思っています。
状況がはっきり分からず、私も予測で書いています。間違っていたらすみません
まとめ
今回は介護士の話を聞くという動画についてブログを書きました。
介護という仕事は生活の全般をサポートします。
生活全般というのはいろいろな考え方があって、絶対にこれが正しいという正解がない分野でもあります。
介護士の話を聞いて、法律に触れないので有れば、こんな考え方もあると、広く受け止めることが重要なのかなと感じています。
介護士さんに長く介護を続けてもらうためにも、言い返したり、アドバイスを押しつけるのではなく、しっかり聞くところからはじめてみましょう!