生活相談員の知識 介護士の求人票チェックポイント3選

介護施設はどこも人が足りないです。

約8割の施設が、人が足りないと言っています。

しかし、よく考えて見ると残り2割の施設は人が足りないとは言っていないのです。

つまり、いい施設は人が辞めないし、十分介護士がいるので、サービスも安定して提供できているのです。

そんないい施設に勤務できればいいですが、なかなかそうはいきません。

今回は、転職するときはこんなことに気をつけてくださいという意味で動画を作成しました。

TikTok動画の原稿

介護職が見る求人票!チェックポイント3選

こんな施設やってられないと言って今働いている施設を辞めて

転職したいって思うかもしれません

しかし、転職してよくなればいいのですが、

労働環境がさらに悪いところに転職してしまってはもともこもありません。

まずは転職先の求人票をチェックするところからはじめましょう

それでは3つの注意点をおつたえします

1 どのぐらいの頻度で求人票がでているか?

   いつも求人票が出ているということは、いつも誰かが辞めています

2つ 給与が高いところ

  給料が高いのはいいのですが、

  うらをかえせば給料が高いのに人が辞めているということでもあります。

  やたら高いところは、施設側がかなり焦って求人を出しているので注意が必要です

3つ 幹部やリーダーの求人

   普通は今働いている人から幹部やリーダーを選ぶのですが、

   それができないのです。

   上司からのパワハラかなりきついの可能性があるので要注意です。

いろいろな考え方があるので、この3つでは不十分かもしれません。

動画でも言っていますが、本当にいい施設については、なかなか求人が出ないです。

私の後輩も求人を見て転職したのではなく、たまたま空きが出て、声をかけられて転職をしました。

そこの施設は求人を出したことがなく、ほとんどが紹介で勤務してもらっているという施設です。

施設長も穏やかで、給料もよく、みんな仲が良く辞める人がほとんどいないそうです。

できればそんな施設で働きたいですよね。

求人票チェックポイントに関するコメント

逆に、どういう求人ならいい?そんな頻繁に調べないし、外部リーダーが新しい目線で良くすることもあるし(前施設それで改善)。実際飛び込み見学が1番でしょ。

どんな求人がいいかは、はっきり言って分からないというのが正直なところです。

なぜかと言うと、求人票には嘘を書く施設がたくさんあるからです。

給料が高く書いてある施設でも、就職するとそんなになかったりします。(これって詐欺じゃない?と思ってしまいます)

幹部の求人は【新しい風=良い環境を入れる為に外部からの受け入れ】と思ってました。そんな裏側もあるなんて。納得。

基本的に幹部の募集については、その上にいる人が、思い通りに動かしたいという意図が見え見えです。

上に立つ人が不利になるような、幹部の人は雇いませんので、そこは分かってもらいたいです。

「新しい風が入ってきて、うまくいっています」というコメントもありましたが、非常に優秀な人が入ってくるという超レアケースだと思います。(違ってたらすみません)

まとめ

全国にある施設の8割は人が足りないと言っている背景を見ると、8割はブラックでそこでみんな耐えて働いているというのが現状ではないでしょうか。

もっといい施設が増えるように、いろいろな発信をしていきたいと思います。

給料面や衛生面、人間関係、上司の理念などどんどん改善できて、介護施設で働きたいという人が増えてくれればと思います

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。