生活相談員の知識!事例検討の方法!

こんばんは、ヒデです

今日もブログを書いていこうと思います。

台風が接近していて、私の住んでいるところでも、朝から強風が吹いています。

今回の台風はすごく大きな台風で、九州地方に大きなダメージを与えています。

ニュースでは停電している地域が非常に多くて、台風の威力の大きさを感じています。

高齢者施設で何も被害がなければいいのですが・・・

それはさておき、本題に入ります

事例検討をやっていますか?

以前事例検討について、ブログを書いたことがあります。

事例検討をしている事業所と、していない事業所とでは、サービスの質に大きな差が生まれます。

将棋の世界でもプロとアマの違いは、将棋が終わった後に感想戦をするかどうかだそうです。

感想戦とは、試合を振り返って、再度差し手を検討するものです。

ケアにおいても、これが正解というものがないので、事例検討を通して、ケアを振り返るというのがとても大事です。

では単純に振り返ればいいのかというとそうではありません。

事例検討にはやり方があるのです!

事例検討の目的

事例検討をする場合は必ず目的を持ちましょう!

事例検討の目的

  1. 他の人の介護方法に触れ、自分の介護方法を見直すことができる
  2. 他の人の介護の考え方を知ることで、自分にない介護の考え方を学ぶことができる
  3. 他の人の考え方を受け入れることで、視野の幅が広がり、介護の引き出しが増える

上記3つの目的があると思います。

基本的には、振り返りをすることで、介護の方法や考え方などの幅が広がると思ってもらったらいいと思います。

特に経験年数の浅い人や、別の部署から異動で来た人にとっては、とても参考になる会になると思います。

同じ事業所の人たちと事例検討をすると、「あの人はこう思ってたんだ」「こんな考えで介護をやっていたのか」と深い部分で意見を交わすことができます。

さらに、その事業所の利用者を事例に出すことによって、ケアの統一をすることができます。

職員さんの中にはいろいろな人がいます。

優しい介護士さんもいれば、厳しい介護士さんもいます。

そんな事業所の中で、ある利用者さんのケアについて細かいところまで、話し合うことができるというのは、職員にとっても利用者にとっても、いいことだと思います。

まとめ

今回は事例検討の目的について書かさせてもらいました。

目的がはっきりしていると、それに関わる職員さんも意識が変わってきます。

事例検討をすることによって、

介護士さんの介護に対する考え方の幅を広げる!

利用者さんのケアを統一させて、よりよいケアになるようにする!

検討会を開催するのは面倒かもしれませんが、定期的に行っていると、みんな慣れてくるので、楽な気持ちで開催することができると思います。

毎週○曜日は事例検討の日というのを作って定期的に開催するようにしましょう!

これから生活相談員をめざす方や、今現在生活相談員としてがんばっている方の参考になればと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。