こんばんは、ヒデです
雨がだいぶん降り続きましたね。
九州の高齢者施設では14人が心配停止状態で見つかったというニュースが流れていました。
介護士さんにとっては悪夢のような災害だったと思われます。
現場のことを想像すると、心が痛みます。
介護関係の方はとても大変だと思いますが、最大限に命を守ることに専念しましょう
それはさておき、本題に入ります
目次
近年の高齢者施設での自然災害
今回は雨の影響がすごいということで、災害について書いていこうと思います。
以前ブログで、デイサービスの避難訓練のことを書きました。
デイサービスでも災害が起きることを想定して、レクと訓練を合わせて行った方がいいですよ、という内容を書いたと思います。
是非参考にしてもらえればと思います。
しかし、今回の災害を見て思いますが、訓練だけでどうにかなる問題じゃないと思いました
床から水が溜まってきて、2階まで水が溜まるところをみたら、もう逃げるところないじゃん!って思ってしまいました。
つまり、今の時代の災害対策というのは、自分の施設だけでは無理!ということです。
洪水になって、施設が浸水するということを考えておいて、近くの高いビルに避難することを考えなくてはいけないということです。
協力してくれそうな病院や、会社と連携することを考えましょう。
最低限必要なもの
避難するときに最低限必要なものを常に用意しておきましょう。
- 水
- 食事
- 薬
- 温度
ですかね。
全く動けないという状態であれば、上記の4つが必要になります。
水と食料はすぐに運べるように携帯用のものを用意しておくといいでしょう。
薬も高齢者にとってはとても重要なものなので、薬をすぐに取り出せるように普段から意識しておく必要があります。
あとは温度です。
これが実は一番難しいかもしれません。
部屋から抜け出して、屋上に出ても、暑かったり、寒かったりして、体温を維持することが難しくなります。
冬ならば、毛布やストーブが必要です。
夏ならば、扇風機や日傘などが必要になります。
避難するための道具
とりあえずその場に留まって、命をつなぐことができたら、次は避難になります。
高齢者が移動するのはとても大変です。
杖や車いす、リクライニング(寝たまま移動できる車いす)が必要になるでしょう。
歩ける高齢者がいるのであれば、歩いて避難するのもいいと思います。
ところが、歩くペースが遅い高齢者だと、逃げ遅れる可能性があります。
歩ける高齢者であっても、車いすで移動するように工夫しましょう。
まとめ
最近の災害を見ると、本当にひどい状況を目のあたりにします。
昔はこんなことなかったのにと言われる人がいます。
たしかに最近は1か月分の降水量の4倍!雨が降ったりしているので、昔と今とでは違いがあるのかもしれません。
災害に強い施設を作るためにも、備蓄をしっかり持っておきましょう。
上記の水、食料、薬、温度については7日分は必要かと思います。
施設で一度検討してみることをお勧めします
これから生活相談員を目指すかたや、今現在生活相談員としてがんばっているかたの参考になればと思います