今日も猫の動画をあげさせてもらいました。
ブログは生活相談員のことが中心なのに、猫の動画を載せてYouTubeを頑張っていたら、どっちつかずじゃないですか?と質問されました。
これについては私も疑問に思っています。
とりあえず、生活相談員さんで猫好きな人を対象にブログを書こうと思います。
正直言って、めちゃくちゃニッチな戦略ですね
それはさておき、本題に入ります。
目次
利用者の方の認知症状を観ましょう
アルツハイマーの初期状態としてよくある行動は以下の通りです
- 部屋が分からなくなる
- 自分の持っている物が分からなくなる。
- 同じ質問を繰り返す
- 普通の日常生活に時間がかかる
- 自分で選択ができなくなってくる
- 物を取られたと勘違いするようになる
- 急に涙もろくなったり、怒りっぽくなったり、人格が変わったようになる
こんな症状が出始めると、アルツハイマーの疑いが出てきます。
同じ利用者に毎日接していると、なかなか気付けないと思いますが、スタッフ同志で情報を共有していれば、「ん?なんかおかしいよね?」ということになると思います。
そんな時は必ず早い段階で病院に行きましょう。
アルツハイマーの診断
これまでアルツハイマーというのは、なかなか診断が難しい面がありました
患者さんの生活の状況や、記憶力の確認、健康状態、そしてCTやMRI検査をして、アルツハイマーと診断されていました
この診断には結構時間がかかります。
また、医師に診察をしてもらうために、病院に連れて行かなければなりません
認知症の方と接するのはいろいろと気を使います。
本人は、「自分は認知症じゃない!」と思っていますので、その自尊心を傷つけないように病院に付き添う必要があります。
最終的にはCTで判断でアルツハイマーと診断されるそうなのですが、CTではっきり映る状態というのは、かなり進行している状態です。
アルツハイマーと診断されてから、薬を飲み始めても、かなり進行しているので、予防的なことができないのが現状のようです。
血液1滴でアルツハイマーと診断できる?
名古屋市立大学のグループが、血液1滴でアルツハイマーと診断できるということを発表しました。
まだこれは研究段階で、あくまでも可能性があるというレベルだそうです。
詳しくは専門用語が多くて理解に苦しみますが、アルツハイマーは脳の中にタンパク質が蓄積されて、脳を萎縮させてしまう病気なので、血液中に含まれるタンパク質の量を計測すれば、アルツハイマーだろうということが分かるそうです。
これまでアルツハイマーの診断には、いろいろな手間隙がかかっていましたが、それが一気に解決されるというので、期待がかかっているそうです。
それに、私はまだまだ大丈夫!と言っている人に対しても、タンパク質がこのぐらい含まれているから危険ですよという説明も可能です。
いくらおかしいと家族が言って、本人に分からせようとしても、難しかったですが、数値で示してあげると、だいたいの方は納得するのではないでしょうか。
まとめ
この研究が進んでいけば、病院受診にわざわざ行かなくても、採血すればすぐに調べられるので、とても助かります。
医師も大きな設備が必要になるわけではなく、診断も比較的早く出せるので、予防にも役立たせることができます。
さらに、血液中の栄養分となると、食事療法というアプローチも可能になると思います。
血液だけで、アルツハイマーを診断できるようになれば、いろいろと活用できそうです。
名古屋市立大学のグループの方は是非とも頑張っていただきたいと思います。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います