生活相談員はどんな研修を受けたらいいの?

これから生活相談員を始める方は、いろいろな勉強をしなければなりません。勉強するといっても、独学で生活相談員を勉強するのは難しいと思います。生活相談員の本を読んでもいいと思いますが、研修を受けに行くのが一番手っ取り早いかと思います。そこで、生活相談員が受けておいた方がいい研修を紹介したいと思います。

<クレーム対応研修>

クレーム対応研修は、私にとって一番活用できる研修でした。クレームの内容は様々ですが、クレームの内容の聞き方や、その時の対応の仕方、謝り方も丁寧に教えて頂きました。講師の先生が使う言葉を全部メモに書いて帰りました。クレームをただのクレームとするか、将来の施設のための改善策と捉えるかは、相談員次第だということもよくわかりました。

<介護報酬請求の研修>

これは請求を業務の中でやっていると、改めて聞く必要はないかと思いますが、全く請求をやったことがない人は、受けておいた方がいいでしょう。その他イレギュラーな処理についての説明が時々あるので、しっかり聞いておきましょう。請求のことがしっかり分かっていれば、家族にも詳しく説明できるようになります。

<加算の説明の研修>

介護報酬と一緒に説明があるかもしれませんが、加算と減算の条件をしっかり聞いておくといいと思います。加算そのものは小さいかもしれませんが、積み上げれば結構な額になります。あとになった、この加算取れてたんだーと後悔することがないように、しっかり聞いておきましょう

<実地指導対応研修>

実地指導は相談員であればいつか必ず受けると思います。その時に、対応が悪くなってしまって、指導に来た方が、悪い印象を持つと監査に発展する可能性があります。実地指導で気をつけることや対応方法は研修を受けて、しっかり学んでおきましょう。

<人間関係の研修>

人間関係の研修なんてあるの?と思われるかもしれませんが、私が受けた研修の中にTA(Transactional Analysis)というのがあります。これは人間関係を良好に保つための方法がたくさん詰まっています。私はTAの研修を受けて、自分の性格がこんなになった理由もよくわかりましたし、自分の性格のここの部分の生で人間関係がうまくいかないんだなということもわかりました。相談員は人間関係がすごく重要になるので、ぜひ受けておいた方がいいでしょう。

<まとめ>

生活相談員が学習する内容は大きく分けて、2つあると思います。1つは介護保険制度のこと。そして2つめは人間関係をよくすること。この2つはもっとも重要なポイントだと思います。どちらかが欠けていると、家族さんから信用を得ることは難しいでしょう。生活相談員が研修を選ぶ際の参考になればと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。