生活相談員の考え方!ナンバーワンよりオンリーワン?!

今日は午前中に大量の雨が降っていました。

台風の時より降っているように感じました。

土曜日で仕事も休みだったので、妻を職場まで送り、在宅ワークをしております。

家にいるとなかなか仕事が進まないですね。

テレビやら布団やら、ソファーやらで、ゆっくり休む誘惑がたくさんあります。

それはさておき、本題に入ります。

歌の歌詞で

ナンバーワンにならなくてもいい

もともと特別なオンリーワン

というのがあります。

オンリーワンなんだから、そのまま受け入れようよ、そのままでも十分魅力的だよ、という意味になると思います。!

比較するのは良くない?

一人ひとり違う価値観や、違う個性を持っているのだから、比較するのではなく、そのまま受け入れていこう

この考え方はとっても大事です。

一般的にもこの考え方は「いい考え方」の部類に入ります。

それに他の人と比較されると人間は腐っていきます。

兄弟でも比較して育てると、どちらかがダメになっていきます。

そういった意味では比較というのは、良くないことだと思います。

ところが(ここから反対の意見になります)

「このままでいいんだ」という考え方はまた少し違うような気がします。

介護士でも、利用者のことを思いやる職員もいれば、自分の仕事だけしっかり実行するという職員さんもいます。

バラバラでみんなが「ナンバーワンじゃなくてオンリーワンで、このままでいいんだ」というと少し違和感があります。

決められた範囲の中で競争は必要!

為末大さんの書かれた本(子供に伝えたい生きるための言葉)の中で、

ある程度決められた範囲の中で競争は必要。

そこで1位になったり、成績を伸びてきたら、自分の得意分野が決まってくるそうです。

そうなった時に初めて個性が生まれて、「この強みがあるから自分は強いんだ」と認識できるようになる

そうすると、個性を活かしていろいろなことに展開する力がついてくる

こんなふうに書かれていました。

為末大さんは、400mハードルで日本記録を持っていて、「走る哲学者」とも言われているそうです。

この言葉を言われて納得しました。

確かに、がんばってもいないのに、「個性だ!オンリーワンだ!」と言われても、それが本当にその人の個性かどうかは分からないです。

努力して頑張って、他の人より秀でたところがあればそこが個性になって、強みに変わっていくのだと思います。

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デイサービスも同じです

デイサービスもとにかく集客ができ、たくさんの人を受け入れて、利益が出始めてから、自分達の個性を考えてもいいのではないでしょうか?

まだお客さんが十分に集まっていないのに、「自分のデイでは認知症の人しか受け入れません」というように個性を出してしまうと、経営が成り立たないし、職員のモチベーションも維持するのが難しくなってきます。

とにかく今の時代は高齢者に、自分のデイサービスを選んでもらわなければならないので、いろいろなことに取り組んで集客をしていきましょう。

まとめ

今回はデイサービスという事業所を取り上げましたが、短期入所や訪問介護も同じです。

まずは市場からお客さんに選んでもらえるように、範囲をしっかり広げて運営を行っていきましょう。

自分たちが住んでいる地区で、ナンバーワンになって、その後オンリーワンを目指すようにしましょう。

これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。