最近は職場で送別会が増えているように感じます
昨日も職場の送別会に行って来ました。
さらに、施設のパソコンがどんどん、私のところに返ってきてます。
ついこの前まで、余っているパソコンはなく、新しくパソコンを購入することが多かったのですが、この半年くらいで、6台ぐらい使わないということでパソコンが戻ってきてます
なんとなく施設が小さくなっている感じがします。
それはさておき、本題に入ります。
目次
生活相談員が新人をいじる
これはどこでもあることですが、やりすぎると元に戻せなくなります。
新人は生活環境も変わって、関わる人も変わって、仕事内容に慣れるために、仕事を一生懸命やろうとします。
それに対して、ねぎらいの言葉をかけるのではなく「いじる」上司や先輩がいます。
言ってる方はなんとも思ってないでしょうが、新人にとってはとてもきつく感じます。
新人いじりのせいで、引きこもりになったり、鬱になったり、自殺を考える人もいるそうです。
私は転職を3回して、その都度新人に戻りましたが、この「いじり」はかなりきついものがあります。
どんなふうにいじってくるの?
たとえば、出勤時間に間に合わないから、髪をボサボサのまま行って、上司から「社会人だから、髪をといてこいよ」とかって大きな声で、言います。
それを他の社員が聞いて笑う、といった感じになります。
ここで新人職員が何も言わずに笑って済ませると、上司は「こいつは何を言っても大丈夫」と思うようになります。
そうなってくると、だんだんエスカレートしてきます。
ニュースになった高橋まつりさんも「男性上司から女子力がない」といじられたそうです。
笑いを取るためだと分かっていますが、きつい一言だったそうです。
おそらくいじっている方は何とも思っていませんし、周りの人もそんなに悪気はないと思っています。
しかし本人は違うのです。
新人はどんどん追い詰められているのです。
上司や先輩には言い返せない
私のように歳をとってしまうと、いじられてたまるかという感じで、言い返しますが、若い人はなかなか言い返せません。
そして、その何も言い返せないという状況が支えとなって、上司や先輩にとって「いじり」は愛情の表現という風に変わってくるのです。
そうなってくると歯止めが効きません。
上司や先輩は、可愛くて、がんばっってもらいたくて「いじる」のですが、それは新人のキャラ設定ができてしまい、そのキャラ設定がずっと払拭できなくなります。
心の病になるのもこれが原因になります。
周りの人から見たら、笑いがあって楽しそうと思うかもしれませんが、実際は違います。
こんなふうにして、追い詰められた新人は、引きこもりになったり、鬱になったり、自殺という最悪の選択をしてしまうのです。
まとめ
この愛情表現と称する「いじり」は新人を追い詰める可能性があることをよく知っておかなければいけません。
さらに言うと、新人に被害が出るだけでなく、いじりは上司の孤立を招く恐れもあります。
新人のキャラ設定のために使っていた「いじり」が大きな復讐となって戻ってくることもあるのです。
結果的に上司は部下から尊敬されない上司となってしまいます。
自分がどんなに立場が上でも、どんなにお金を持っていても、どんなに権力を持っていても、人を下に見るような発言や「いじり」は絶対にしてはいけないのかもしれません。
上司になればなるほど、誰も注意してくれなくなります。
もしいま生活相談員として、新人の介護士さんをいじっているのなら、なるべく早いうちにやめてください。
いじるのではなく、きちんとその人を見てあげるようにしてください。
ひょっとしたら、心の闇を抱えているかもしれません。
これから生活相談員を目指す人や、今現在生活相談員としてがんばっている人の参考になればと思います