先日も職員の歓送迎会に出席して、長く働いていただいた方と送別することになりました
一緒に働いた仲間とお別れするのは本当に辛いものです
家庭の事情とは言え、結局魅力がなかったのかなぁと反省させられることが多々あります
では魅力とはなんでしょう?楽してたくさんお金がもらえたらそれは魅力でしょうか?
こんな漠然とした問いに対しては、自分で考えても大した答えは出てきません。
こんな時は市場調査(アンケート)をするのがいいでしょう
目次
魅力を感じる職場アンケート
インターネットを調べると、魅力のある職場のアンケート結果がありました
「ビジネスパーソン、1000人調査」というのをやってその結果が発表されていました
2018年11月に発表があった内容なので以外と新しいアンケートです。
あなたは現在所属しているチームの雰囲気に満足していますか?
という質問に対して、満足と答えた人の理由というのが、「困った時の助け合い」「創意工夫」「情報共有や学びあい」ができているからだという答えが返ってきたそうです。
一方、満足していないと答えた人の理由は「フェアな評価」「困ったときの助け合い」「本音を話す」がなされていないからだそうです。
どちらも「困った時の助け合い」というのがキーワードになっているようです。
魅力のある職場を作るのは上司ではない?
アンケートにもあるように「困った時の助け合い」が魅力ある職場作りに関係するのであれば、それは上司一人だけが頑張ってもダメということが言えるのではないでしょうか?
考えてみれば、今回お別れになった職員さんは、仕事を頼むことはほとんどしませんでしたが、助けるということもしてなかったと思います。
これは私も反省しなければいけません。
困ったときに助け合うということが、簡単なようでなかなかできないことなのだと痛感します。
職場の魅力を上げる言葉、下げる言葉
この「困ったときに助け合う」ということをメインに職場の魅力を考えた時、よく使われる言葉があると思います。
- 忙しそうだけど大丈夫ですか?
- 帰るのが遅くなるようなら手伝いますよ。
- 無理しないようにしてください。
上記のような言葉が職場で多く使われるのであれば、結構いい職場と言えるでしょう。
- そっちのことはそっちでやって
- こっちには関係ない
- 迷惑をかけないでください
- 大変なのは自業自得だ!
- その程度のことなら、自分でできるでしょ?
上記の言葉がとび交うようだと、魅力ある職場とは言えないでしょうね。
みんなの仕事量を把握することで、仕事が集中している所や人が分かると思います。
そこにはたくさん声をかけて、助けに行きましょう
介護や福祉の仕事を専門に扱った業界No.1の求人サイト・カイゴジョブ!
トラブルの時はすぐに応援!
職員がクレームを言われているときや、事故が起きた時、トラブルになっている時は、間違いなく「困っている状況」です。
そんな時はすぐに助けにいきましょう。
トラブル対応や事故対応は、できれば逃げたいと思うでしょうが、そこで逃げてはいけません。
職員さんが困っているときに、逃げる生活相談員は、信用できません。
トラブルこそ、自分を成長させるチャンスだと思って取り組みましょう。
まとめ
職場環境を良くしようと思ったら、みんなの協力が必要不可欠です。
みんなから協力してもらえるように、毎日行動することが大事です。
まずは自分の仕事を早く終わらせて、みんなの仕事を手伝うという考え方が大事です。
そんな行動を生活相談員自らが実践すれば、少しずつ周りに広がっていき、働きやすい職場を作ることができると思います。
「自分さえよければいい」という考え方を生活相談員が持ってしまうと、最悪の職場環境になってしまいますので、注意しましょう。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。