生活相談員の親切は覚えてもらえません!

今日もブログを書いていこうと思います。

会議もひとだんらくして、仕事も落ち着いてできるかなと思っていましたが、

今日も忙しかったです。

事業所と事業所を2往復もしました。

運動部のランニングか!とひとりでつっこみをしてしまいました。

それはさておき、本題に入ります。

生活相談員は利用者や家族に親切にします

わたしが生活相談員をしていたときは、いろいろと家族や利用者に気をつかってました。

家族が会いにきたら、イスを持っていったり、

早く送迎にきてくれと言われたら、予定を変更して送迎を入れたり、

将棋や麻雀をやりたいと言ったら、それに合わせて準備をしたりします。

親切にしてあげて、家族や利用者がよろこんでくれたら、それでいいのかなと思います。

わたしは、これだけ親切にしてあげたんだから、こちらのことはよく思ってくれてるだろうといつも思ってしましまいます。

ところがこの考えかたに、おおきな落とし穴があります。

アメリカの心理学者の実験

アメリカの心理学者が行った実験に次のようなものがあります。

400人の学生に

「人にしてあげた親切な行動」と「人にしてもらった親切な行動」をそれぞれ書き出してもらう

という実験です。

その結果を集計すると「人にしてあげた親切な行動」のほうが、35倍も多かったそうです。

人間がいかに「自分がしてあげた」ことばかりを覚えているかがわかる実験です。

わたしも親切にしてあげたことをよく覚えています。

あんなことや、こんなこともしてあげた、なのに、家族からクレームが来たということはよくあります。

 

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。