生活相談員をやっていると上司からいろいろなことを言われます。
その中でもこれは意味ないなと思うものを上げてみました。
私も新人の頃は、ずいぶんひどいことを言われてきました
今思えばよく我慢してたなぁと思うことばかりです。
もちろん、尊敬する上司の言葉で今でも私の支えになっている言葉もあります。
それはまた別の機会に紹介したいと思います。
目次
1度しか言わないから!
この言葉は上司から、よく言われます。
何度も同じことを説明するのが面倒で、俺の方がえらいんだぞ!っていうのを植え付けようとします
人間の記憶というのはそんなによくできていません。
何度も繰り返して、記憶することで脳に定着させることができるのです
全てのことにおいて、一回聞いただけで全てできるようになる人はこの世にいません。
他にも、
- 「何回言えば分かるんだ」
- 「聞く気ある?」
- 「一回しか説明しない」
などがありますが、基本的にあまり意味がないので、「すみません」と一言謝って、教えてもらいましょう
お前は他では通用しないぞ!
この言葉もよく言われる言葉です
正直言って、通用するかどうかは、仕事をしてみないと分からないはずです。
その上司が他の会社に、全部勤務して、仕事をしてきたのなら分かりますが、せいぜい2社くらいしか勤めてないはずです。
そんな人が何を偉そうに、他では通用しないと言っているのか、意味が分かりません
私も「あんたは他では通用しないよ」と言われていましたが、他の会社に今勤めていますし、給料も貰えています。
何を根拠に「他では通用しないよ」と言われたのか、今でも不思議です。
この歳になってそんなことも分からないのか?
この言葉もあまり意味がありません。
知識とか経験に年齢は関係ありますか?と言いたくなります。
私からすれば、ケアマネの資格も持っていない人にこんなことを言われると、非常に憤慨します。
一般的な常識というのも、人によって違いますし、育った環境によっても違うのです。
「モラハラを受けています」のところで書きましたが、この言葉自体、相手を下に見る言葉以外、何者でもありません。
そもそも知識や経験って年齢関係あるんですか?という疑問すら湧いてきます。
歳をとっても知らないものは知らないし、「これはこうなんですよ」と教えてあげれば済む話をわざわざ「この歳になっても・・・」と付けるという時点で、その人の人格が分かります。
まとめ
今回は上司に言われる言葉を中心に書かせてもらいました。
本当にいい上司の下で働きたいと、ほぼ全社員が思っています。
ところがいい上司というのは100人に1人くらいです。
よっぽど運がないと巡り合えません。
だったら、自分がいい上司になるしかないのです。
下で働いていた時にいやな思いをしたら、それは必ず覚えておきましょう。
そして自分が上司になったときに、「昔こんなことを言われていやだったな」というのを思い出して、絶対に部下にしないように心がけてください。
介護の現場はどこも人数が足りないので、転職先はすぐに見つかる時代です。
できるだけ、自分の施設に人を留めておこうと思ったら、いい上司になっていくようにしましょう。
これから生活相談員を目指している方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。