新年を迎えるにあたって、高齢者施設で心配なことがあります。
それがお餅です。
今回はお餅をテーマに書かせてもらいます。

お正月だにゃ。お正月になると食べたくなるのがお餅だにゃ

お餅が食べたくなりますよね。でも高齢者のお餅は気をつけてくださいね。

お餅がのどにつまるってやつかにゃ?

そうそう、毎年お餅がのどにつまって亡くなる高齢者が、全国で1300人もいるんですよ

え?そんなにいるのかにゃ。うちの家はお餅を禁止にするにゃ!

でもお餅はおいしいから、禁止っていうのは寂しいんじゃないかな。少しでも食べてもらえるとうれしいんですけど・・・

なにかいい方法はあるかにゃ?

お餅の代わりになる食べ物に変えてもいいんじゃないですかね?ここでは白玉粉を利用したお餅をご紹介します
白玉粉を利用したお餅の作り方

お餅みたいですけど、歯切れがよくて、のどにつまりにくいから試してみて欲しいです。

白玉だんごって結局お餅じゃにゃいか!

いえいえこの白玉粉の中に豆腐を入れることで、お餅っぽいけど食べやすい食事になるんですよ。
白玉粉を利用したお餅
[材料]
- 白玉粉 200g
- 絹ごし豆腐 300g
- 白玉粉と豆腐を混ぜて、よくねる
- 鍋にお湯を沸騰させて、こねた白玉豆腐を団子を小さく団子にして、お湯の中に入れる
- 浮かんで来て、そこからさらに3分ゆでる
- 3分経過したら完成です。お湯から取り出して、お汁にいれましょう

おー、これなら食べやすいにゃ。

でも注意してね。これで絶対につまらないというわけではないですからね

確かにそうにゃ。ゼリーでも喉につまることがあるにゃ!

そうなんです。食べやすい食材でもつまる時にはつまりますから、吸引器の準備や、喉につまったときの訓練をしておきましょう!

はい!分かりました!
あくまでも、ここに掲載しているのはごく一例です。この他にも、お餅のような食感だけど、お餅のように詰まらない食べ物はたくさんあるから、調べてみるといいですよ。
まとめ
お正月はお餅がとてもおいしい季節ですよね。
高齢者の方もお餅を楽しみにしている方も多いと思います。
毎年のことですが、高齢者の事故は本当に多いです。
救急車を呼んだとしても、救急車が到着するまでに、窒息するということがあります。
窒息の場合は、時間との闘いなので、つまったときの対処方法を職員さんにしっかり伝えておきましょう。
これを機会に研修会を開いて、何回か練習しておくといいでしょう。