高齢者施設の実地指導

私は実地指導対策の研修を受けたことがあります。

その時に思ったのが、実地指導する人もそんなにきっちりしているんじゃないんだなと思いました。

もちろん明らかな違反行為はダメですけど、どちらとも言えないグレーな部分は、むしろ施設側の立場に立って解釈をしてくれます。

なるべく指導は受けたくないですが、なかなか完璧にはできません。

そこで、こんな風にしたらどうでしょう?という動画を作りましたので、参考にしていただければと思います

実地指導の動画

実地指導の動画の原稿

みなさんはもう実地指導がありましたか?

まだこれからだよという施設もあると思います。

普段から気をつけて書類などを

作成していても、自分たちの都合のいい解釈をしていたり

間違った記録をずっと、書き続けていた

なんてこともあると思います

特に2021年はコロナウィルスなどの感染症対策と

大雨による防災対策

そして、利用者や職員に対するハラスメント対策に

指導が入ると言われています。

これまでとは違う実地指導になるそうです。

そこで登場するのが、赤本と青本です。

しかし、あの2冊は値段が高いし、重いし、内容が難しいです。

私も何回読み返しても分からないという文章が

いっぱいありました。

レベルが高い人ならいいのですが、私はあまりオススメしません。

反対に、私がオススメしたいのが、

こちらの本です。「これなら分かる実地指導2021-23」の本です

これなら赤本、青本に比べて断然安いですし、一冊にまとまっていて

持ち歩きもできます。

実地指導に関することが、図で解説されているので

非常に分かりやすいです。

私は電子書籍で購入して、スマホでいつでも見られるようにしています。

販売日の関係でLIFEのことは少ししか書いてありませんが、

その他の所は大変参考になると思います。

実地指導が不安という方は、私のプロフィールの

ホームページをチェックしてください。

今回の動画で言いたかったのは、やはり制度がコロコロ変わるということです。

コロコロ変わるからこそ、最新の情報を近くに置いておきましょう。

とは言っても、この動画を作ったのは、2021年なので、全然説得力ないですね。

動画の原稿を書いて動画を撮ったあと、ある程度したらブログにするのですが、ブログにするのは時間がかかります。

動画の作成をして、コメントを見てそれに関する自分の意見を書くので、なかなか重たい作業です。

次に介護保険制度が大きく変わるのは、2024年です。

ケアマネの有料化と要介護1と2の介護報酬が国から市に移されるということが言われています。

いっときこの変更が盛り上がったのですが、内閣支持率が下がるから見送りになりそうです。

動画に関するコメント

頂いたコメント

今特定施設勤務なんですが過去の実地指導の経緯聞いたら法人より甘くてびっくりしました

特定ってなんとなくゆるいですよね。

実地指導に来る間隔も5年に1度くらいなので、特養と比べたらずいぶん少なく感じます。

部屋代やそれに関わる電気代など、自由に設定できるし上限がなく無制限です。

食事代も減免がなく、全部自己負担なので、提供する内容や料金も調べられることがありません。

特養は部屋代が決められて、食事代も決められているので、ちょっとでも多く請求すると、返還するように求められます。

実地指導のことを考えると、特定事業所の方がいいんじゃないかと思いますが、金額が高いのでお客さんを見つけるのが大変です。

どちらがいいかは、悩ましい問題ですね。

頂いたコメント

ハラスメント対策は報告しても上で揉み消されるから結局は泣き寝入り、上が変わらないと対策は意味なしです。

これはどこの施設でもあります。

特に「本部の不正」を報告する場所が「本部」だったりします。

そりゃぁ揉み消されますよね。

他にも施設長のハラスメントを報告をしても、報告が上がってくる最後が施設長だったりします。

どんなに頑張って訴えても上で揉み消される!もう、労働基準監督署に行くしかないですね。

基準監督署の職員さんはとても親切なので、相談しやすいのですが、しっかりした「証拠」が必要になるので録音や動画、写真などなど準備が必要です。

今はスマホがあるので、比較的証拠を撮りやすいと思います。

ちょっと勇気が必要ですが、施設を良くするためにも、証拠はしっかり撮りましょう。

まとめ

今回は実地指導に関することをネタにしました。

本を常に持っておくことと、どこを調べればいいかというのを、頭に入れておけば、文字の一言一句を覚える必要はありません。

指導を受けて、国に返金することになると、施設の経営にダメージを受けますので、絶対に不備がないようにしたいものです。

同じ業界の人に知り合いがいると、いろいろ聞くことができるのでそう言った人脈もしっかり活用していきましょう

そして、不正やハラスメントがあったときは、役所や基準監督署に行くことも考えて、しっかり証拠を撮っておきましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。