介護現場への調査、負担減へ重複内容を整理

ほんとに多い!書類の重複!

河野太郎行政改革担当相は2月26日の会見で、介護施設・事業所の実態を把握する国の各種の調査について、重複する内容を整理するよう厚生労働省に要請したと明らかにした。

これは本当になんとかしてもらいたい内容です。

いまさらですけど、職員の勤務表を1年の間に何回出さなければいけないのか、数えるのも面倒なくらい大変です。

もちろんこれがないと、処遇改善加算の計算ができないことはわかるのですが、重複しすぎでしょ!

あと、介護福祉士の資格と看護師の資格も何回コピーしたことか。

同じ人の看護師免許を役所の人は何枚保管しておくのでしょうか?

そもそもどんな風に保管されているのか知りたいです。

重複の改善は2022年度から!

回答に要する事業所の負担を軽減する狙い。

対応は2022年度からになる。

必要に応じて調査そのもの、あるいは調査項目の統廃合を図る方針を厚生労働省と確認したという。

事業所に確認しなくても、自分たちが精査するんですから、分かりそうな感じがしますけど、あくまでも事業所の意見を聞いたということにしておきたいのでしょう。

勤務関係やその裏付けとなる書類の量が半端なく多いし、それを何度も提出するというのが本当に大変なんですけどね。

 

例えば、介護サービス情報公表システムへの報告と介護サービス施設・事業所調査。

職員数や利用者数など同じ質問が含まれており、介護現場には毎年のように繰り返し回答する手間が生じている。

河野担当相は会見で、「重ねて聞く必要性は低い」と指摘した。

おっしゃる通りです!

重ねて聞く必要性はないです!

やはり職員数や利用者数を数えるのは大変です。

私はショートステイの数をいつも数えていましたが、なぜか数字が合わないんです。

何度数え直しても、今いる利用者の数と書面上の数が合わないんです。

ひょっとしてこれは、世にも奇妙な物語かな?と思ったりします。

実際は突発的に入ったショートステイを数え忘れだったりします。

ひどい時は数を合わせるのに半日かかったりします。

まとめ

他にも介護・福祉分野で同様の問題がないか幅広く確認したうえで、見つかったら解消を図るよう厚労省に求めたとも説明。

自身が主導して設けた「縦割り110番」に介護現場から寄せられた声が、こうした改善につながったことも明らかにした。

河野太郎行政改革担当相さんは色々なことに取り組まれているんですね。

政治家の中でも、現場のことが分かっている方じゃないかと思います。

広島に限ったことではないのですが、県の管轄と市の管轄が微妙に別れているので、やりにくいです。

できればその辺りも改善していただくとありがたいなと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。