今日もブログを書いていこうと思います。
うちの職場は本当に会議が多いのですが、コロナのおかげで、会議が減っています。
最高です!とは言っても、やらなければいけない会議もあるので、無理やりやってます。
それはさておき、本題に入ります。
今日の題は答えがあるわけではありません。
だらだらとした文章になると思いますが、つきあってもいいなと思うかたはご覧ください。
目次
「甘やかすと、つけあがるから」
先日ある職員さんが病院に行って、「うつ傾向があるから、仕事を休みなさい。」と指示がありました。
病院の先生から指示があるんだったら、「指示に従わない」ということはできません
当然ですが、それを職員のみなさんにお知らせすることになります。
こちらも、その職員さんに精神的な負担がないように気を遣います。
ところが、同じ職場で別の職員が「あんまり甘やかすと、つけあがるから普通に接すればいい!」と言ってきたのです。
その職員さんが言うには
「うつ傾向がでてきたのは、その人の生活習慣や、考え方が偏っているから、そうなったんだ!自業自得なんだから、こちらがそれに併せる必要はない!」
とのことです。
何かおかしいなと思います。
本人もうつになりたくてなっているわけではないのに、「甘やかすのはおかしい」と言われるとなんか違う気がします。
確かに回りの人が気を遣ってその人に接するという面では、迷惑をかけているかもしれませんが、それでも働こうとしてくれているのですから、私は助かります。
この状態で厳しく接して、もし辞めるということになったら、その仕事の穴埋めは誰がしてくれるのでしょうか?
辞めるという事態を避けるためにも、配慮すべきところは配慮すべきだと思います。
「甘やかすとつけあがる」言葉の持つ意味
この「甘やかすとつけあがるから」と言って、親子でも使いますし、夫婦の間でも使います。
「うちの子は甘やかすとつけあがるから、すぐに叱るんよ」とか
「うちの旦那は甘やかすと、つけあがって、何もしなくなるから、厳しく言うんよ」とか
ということを言います。
これを言うのはもちろん自由ですが、言われた方はどうでしょう?
なんとなくいやな気持になります。
夫婦であれば、離婚したくなります。
どちらにしても、この言葉を使うということは、人間関係は崩れていると思います。
そして、この言葉を使う相手のことは、「嫌い!」です。
自分が相手の人に対して、いろいろ配慮してきたのに、あいつは何もしてくれない
こういう気持ちが心の奥底にあるのではないでしょうか?
自分の行為を善として、自然と相手に見返りを求めているのでは?
まとめ
私もあまり人のことは言えませんが、相手に対して親切にすると、どうしても見返りを求めてしまいます。
何も求めてないと言葉では言いながらも、言葉の端々に「あの時、俺がしたよね?」なんてことを言ってしまいます。
そんな、「してあげた」という親切心がお互いの関係を崩しているのではないかと考えて、このブログを書きました。
人に親切にするのは本当に難しいことです。
これから生活相談員を目指すかたや、今現在生活相談員としてがんばっているかたの参考になればと思います。