生活相談員はパソコンの習得が必要か?という質問に対して、はっきり言ってしまうと、必須の習得科目です。相談員業務をしている人でパソコンを使っていない人はいません。ここでは、これから相談員になられる方に、おすすめのものを紹介したいと思います。
<まずはWindowsからでしょう>
どこの施設に行ってもほとんどWindowsです。たまに施設全体でMACのところがあります。初めて施設全体がMACというところを見たときは正直驚きました。しかも、施設長が「Windows」がいかにダメかを説明してくれました。話がそれましたが、まずはWindowsの勉強をしましょう。特にフォルダの管理は重要です。ファイルをコピーしてフォルダに収める。そして収めたフォルダからファイルを再度表示させるというのは絶対に必要なので、マスターしておきましょう。
<1、Excelは絶対必要です>
Windowsでフォルダの管理ができるようになったら、次はExcelの勉強をしてください。ショートステイのベッド管理表や、デイサービスの曜日別の利用者表もほとんどExcelを使います。簡単な表を作れるようになっておくといいでしょう。できれば関数(合計値、平均、countif等)を勉強しておくと、かなり仕事がスムーズに進みます。マクロというのがあるのですが、マクロは使えなくても大丈夫です。
<2,Wordもできるように>
文章を打つソフトですが、Wordが有名で施設のパソコンにはほとんど入っています。一太郎というソフトもあり、日本語を打つには、非常に優れたそふとです。しかし一太郎はインストールされていることが少なく、なかなか職場で利用することがありません。Wordを勉強するのがいいでしょう。
<3,PowerPointもついでにできるように>
PowerPointとはプレゼンテーション用のソフトです。プロジェクタを使って、スクリーンに絵やイラスト、写真を写し出し、観客のみなさんに説明するときに使います。2005年までは、どの施設も全く使っていませんでしたが、最近はどの施設もこれを使って、事例発表をしています。PowerPointは文字が打てる程度でいいので、勉強しておきましょう。
<まとめ>
福祉の世界では福祉のソフトがあるのですが、それは各社違いますし、職員になったら、まず福祉のソフトの使い方を説明してくれるので、福祉のソフトは施設に入社してから勉強して大丈夫です。ここで紹介した3つのソフトは重要なソフト順に並べています。むしろExcelが7割でWordは2割、PowerPointは1割ぐらいだと思っていいと思います。勉強は市販されている本で十分だと思います。できれば画面の絵がたくさん入っている方がわかりやすいと思います。以下に本屋のリンクを貼っておきますので、「できる」シリーズなどイラストの多い本を選ぶといいと思います。