今日もブログを書いていきます。
まだまだ寒い日が続きますが、日は長いようです。
この前まで17:30になると真っ暗だったように思いますが、最近は17:30でも明るいです。
もうすぐ春ですね。
今年は大雪がなかったので、過ごしやすかったです。
このまま降らずに4月を迎えていただきたいです。
それはさておき、本題に入ります
目次
気になる上司の一言
ついこの前、直属の上司ではない上司に「次のケアプラン点検はいつですか?」と聞いたら、「シュゴがない!」と言われました。
思わず、主語が何になるのか分からなかったので、「主語は省略されています」と答えました。
するとその上司は「それじゃぁ、分からん」と言われました。
え?主語がないと今の質問わかりませんか?
しかもこの「次のケアプラン点検はいつですか?」の主語って何?私?事業所名?正直言ってそこまで主語を意識してしゃべったことがないので、よくわかりません。
「シュゴがない!」って「主語」「守護」?どちらが正解かも分からなくなってきました。
日本語は主語が省略されます
日本語って不思議な言語で、会話のほとんどに主語がありません、というより省略されているのです。
このことが分かってない上司ってほんとどうかと思います。
例えば
「昨日の宿題出した?」と聞かれたら
「出したよ」と答えますよね?これは「主語がありません、というより省略されているのです。
恋人同士の会話でも
「キスしていい?」と聞くのも主語がありません。
でもこれで、成り立つのです。
英語は主語を省略することができません。
英語は主語が決まらいと、動詞が決まらない(1人称か3人称かで動詞が変わります)のです。
主語がないと次の言葉が話せないのです。
広島の原爆慰霊碑の前に言葉が書いてあります。
安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませんから
実はこれも主語がありません。
英語圏の人たちは理解に苦しむそうです。
日本人なら、ニュアンス的に、現代の人たちがなくなった方に向かって言っている言葉だと想像がつきます。
主語があるのとないのとで想像する世界が変わる
日本で有名な小説の書き出しにこんなのがあります。
「トンネルを抜ければそこは雪国だった」
これを日本の子供に聞かせて絵を書いてもらうと、みんな列車の中からトンネルを抜けて、雪が見える風景になったという絵を書きます。
ところが、英語圏の人たちは違います。
この「トンネルを抜ければ・・・」を英語に訳すと、当然「主語」が必要になります。
この文章の主語は「列車」です。
つまり英語に訳すと「列車はトンネルを抜けて雪国に出た」という訳し方になります。
そうすると、英語圏の子どもたちが書く絵は、空から列車を見た絵になって、トンネルから出てきた列車が雪国を走っている絵になります。
まとめ
上司から「主語がない!」と言って怒られることがあると思いますが、この言葉は無視していいと思います。
上司の理解力がないんだと思ってあきらめましょう。
日本語は主語を表現しないことで、相手との距離を縮めるという習慣を持っています。
さらに、主語を省略することで、言葉にテンポが生まれて、話もスムーズになります。
日本語は「主語」が省略される文化なんだと理解しておきましょう。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います