まず高齢者施設にSEは必要?という答えですが、必要です。
高齢者施設は介護が主の仕事なので必要じゃないと思われるでしょうが、SEがいると役にたつことがいろいろあります。
そもそも高齢者施設にはパソコンがだいたい20台から40台はあります。
それで、パソコン初心者のような人が、毎日のようにパソコンに向かって、記録を書いたり、報告書を作ったりしています。
当然分からなくなることがたくさんあります。
EXCELに関する質問が多くあり、さらに印刷に関してもたくさんの質問があります。
今日対応したトラブルは、スキャナができないということでした。
設定を何度やっても、全然スキャンした画像がパソコンに入ってこないということで対応をしました。
Windows10に変更したことで、セキュリティが厳しくなってスキャナのデータが飛ばないということでした。
Windows10のフォルダの共有部分の設定を変えたのと、SMBの設定を変更したら、無事にデータが飛ぶようになりました。
目次
データベースやユーザー管理、Windows10 ver up等
EXCELやWORDの操作説明やトラブルの解決も必要ですが、その他にも、利用者の請求をするためにデータベースサーバーが必ずあります。
そのサーバーに対して、ユーザーを追加したり、利用権限を与えたりします。
このような作業を普通なら、お金を出して業者に依頼するしかありませんが、SEがいればわざわざ業者を呼ばなくても、すいすいと追加できます。
さらに、そんなに頻繁ではないのですが、OSのバージョンアップがあります。
今回はWindows7が終了するということで、来年までにWindows10にアップデートしなければなりません。
業者に頼むと100万の仕事になりますが、SEを施設に持っていると、半分くらいの値段ですみます。
その他に、プログラムを組むことがあります。
日報やアンケート調査、会計の集計等、一般の施設はEXCELでゴリゴリ打ってます。打ち忘れや集計の範囲が間違っていたりして、いつも作り直しているので、それをマクロにします。
そうするとものすごく感謝されます。
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ハードウェアトラブル
ハードウェアの異常も多いですね。
ケーブルが抜けてて、ディスプレイが映らないとか、キーボードの上に本が置いてあって、ずっと画面がちらついていたり等など。
SE募集という介護施設はありませんが、SEがいると何かと便利です。
私はSEというには知識がなさすぎて、とてもSEとは言えませんが、それでも施設の中ではパソコンで分からないことがあればあの人に聞けば大丈夫よと言われています。
忙しい時とか、あまりパソコンの不具合の対応をしたくないのですが、職員の方がとても困っているのを見ると、さすがに対応します。
施設に飛び込みで行って、SEとして雇ってもらえませんか?って営業したら、案外就職できるかもしれません。
まとめ
福祉施設にはSEはとても必要です。
SEというよりは、パソコンのハードにも強くて、ソフトもある程度分かるという方が必要です。
パソコンの不具合が出たときに、業者に修理を依頼して、来てもらって、実際に直ってくるのは、2周間とか3週間後になります。
それよりは、簡単な修理ができるSEが近くにいてくれたら、一瞬で直ったりします。
毎月の請求時期や、利用者へ請求を行うときにパソコンが壊れたら、頭の中が真っ白になりますよね。
そんなときのために施設のSEを一人置いておくととても役にたつと思います。
今回は生活相談員のことよりも、SEの必要性について書いてしまいました。
これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。