生活相談員の知識!脳に錯覚させて、能率を上げよう

脳は錯覚しやすいというのを、ご存知でしょうか?

私もうっすらと、そんな風に聞いたことがあったのですが、最近特によく聞くようになったので、紹介したいと思います。

脳は錯覚しやすい構造なのだそうです。

私も、ある本を読み終わった後、「自分の命をなんのために燃やすのか!」っていう言葉が感動したな、と思っていました。

ところがあとでその本を読み返してみても、こんな文章はありません!ん?どういうこと?と自分で考えて、いろいろ思い返してみると、本に書いてあると思っていた言葉は、その時見ていた大河ドラマの言葉だったことに気づきました。

人の記憶って本当にあてにならないんだなと感じました。

脳の勘違い「吊橋効果」

これは、恋愛の法則でよく聞く言葉です。

ちょっと怖い吊橋を渡るときに、怖くて心臓がドキドキします。

そのドキドキを利用するものです。

男性が女性を誘って、そのドキドキする橋を渡ります。

そうすると、そのドキドキが恋のドキドキと脳が勘違いして、女性はその男性のことが好きになるそうです。

テレビでも実験していましたが、4人中3人がヒゲもじゃもじゃの男性に好意を持っていました。

「笑顔」の効果

これまでの普通の感覚としては、面白いから笑う!というのが世間一般の常識だと思います。

ところが、脳科学の世界では、「笑う」→「面白い」という順番なのだそうです。

面白いから笑うのではなく、笑うから面白いのだそうです。

プロ野球の球もピッチャーが投げてバッターに届くまでに、脳が「いい球が来たから打て」という指示を出して、バットを振っていては、遅いのだそうです。

とても脳の信号のスピードに、ボールの速さがついていけないそうです。

ところが、バッターは見事に打ち返してますよね?

これは体が勝手に動いているのだそうです。

体が勝手に動いて、ホームランを打ったあと、「いい球がきたから打った」と脳が錯覚しているのだそうです。

つまり、つらいことや、悲しいことがあったら、まず笑ってください!そうすれば、脳が勘違いして、楽しい思いに変換してくれます。

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忙しいときは、人に親切にすること!

これも脳の錯覚を利用した効果です。

忙しいと頭の中で「忙しい、忙しい」という言葉でうめつくされます。

そうなると、効率が極端に落ちるそうです。

注意散漫になり、モノを雑に扱うようになります。

ところが、忙しいときに他の人に親切にすると、脳が勘違いして、「忙しいと思っていたけど、余裕あるんじゃない?」と思うそうです。

そうなると、ひとつのことに集中できるようになり、モノを丁寧に扱うようになって、結果的に効率が上がるのだそうです。

まとめ

私の悪いくせですが、忙しいと思うと、バタバタしてしまって、かばんの中にある物をひっくり返したり、転んだりして返って時間のかかることをしています。

個人的にはドラえもんが、「あれでもない これでもない」って慌てて、自分のポケットにある道具を周りに出して散らかす姿がとても好きです。

ところが、この状態は非常に効率が悪いようです。

脳を勘違いさせて、効率よく働きましょう。

「笑う」ことで脳を勘違いさせて、楽しく生きましょう。

今回は脳の勘違いというテーマで書かせて頂きました。

その他にも脳に関するいろいろな研究結果が発表されていますので、みなさんも調べてみてはいかがでしょうか。

これから生活相談員を目指す方や、今現在生活相談員として頑張っている方の参考になればと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

生活相談員を13年やってました。 今はケアマネの資格を持って、ケアマネの経験もあります。 生活相談員としての業務が長いので、そちらを記事にしています。