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コロナウィルス感染者を施設で療養したとき!
感染した入所者が速やかに入院できず、保健所の指示などでそのまま療養を続けてもらわざるを得なくなった施設に対し、感染者1人につき最大15万円を追加で支払う。必要な感染対策の徹底、体制の整備などに役立ててもらう考えだ。今年4月1日まで遡って適用する。
この日、自民党のコロナ対策本部などの合同会議に報告。介護保険最新情報のVol.981で周知した。
これはうれしいニュースですね。
私の法人でも一人感染者が出て、入院しようにも、入院する病院がない!という現状になってます
感染者が出ると、まずはゾーニングや感染症対策を徹底します。
その次に保健所に連絡をして、発症の状況とこれまでの経緯を全て話します。
そうすると、保健所からいろいろな指示が出ます。
私の法人では、保健所が来ることはなく、電話でいろいろと指示をいただきました。
職員と利用者全員のPCR検査をして、陽性の方を限定して、職員はお休み!フロアは閉鎖しています。
支援金がもらえるのは本当に助かりますね。
これで感染症の備品を買うことができます。
対象施設(施設系サービス)
新たな支援策は、都道府県ごとに用意されている基金(地域医療介護総合確保基金)を活用して実施される。対象は施設系サービス、居住系サービス、高齢者の住まいなど。特養や老健、介護医療院、ショートステイ、グループホーム、有料老人ホーム、サ高住などが該当する。
対象になるのは施設系のサービスになるようです
デイサービスで隔離しても支援金は出ないんですね。
まぁお泊まりデイで、感染した利用者を引き受けるというこは、あまりないかもしれません。
金額(いくらもらえるの?)
支給額は最大15万円。感染者が15日以内に入院できれば、「施設内で療養した日数×1万円」となる。ゾーニングやコホーティング(隔離)を行うこと、保健所との連絡体制をとることなどが要件だ。厚労省は21日に実施要綱も公表。こうした要件を確認するチェックリストも盛り込んだ。
では一体どのくらいもらえるのかと思っていると、上記のように1日1万円という金額設定です。
多いのか少ないのか今ひとつ判断できないですが、まぁ病院の開きベッドがないので施設で見てもらいたいという意味もあるのかもしれません。
日本は人口に対してのベッド数が世界一のはずなんですが、なぜかコロナに割り当てられたベッド数は少ないんです。
日本独特の「風評被害」というのを恐れて、病院もコロナウィルス感染者を受け入れたくない!という病院が多いのが理由だと思います。
多くの施設で受け入れをしていただけると、大変助かります。